大冠高校(大阪)

強豪私学ひしめく高校野球最激戦区・大阪府。
そんな大阪大会で今年決勝進出を果たしたチームは、春の選抜でも優勝した王者・大阪桐蔭と、何と公立校の大冠高校でした。
大冠高校は強打を武器に、東海大仰星、大阪偕星、上宮といった強豪私学を破って、初の決勝進出を果たしました。
大阪の公立校では27年ぶりとなる甲子園出場をかけた決勝戦でも中盤までリードし、終盤逆転され6点差を離されるも、最終回に再び追い上げ8-10で惜敗。
それでも、王者を苦しめた戦いぶりに、大阪の公立校でも大阪桐蔭を倒す可能性だってある!そんな希望を大阪のみならず、全国の高校野球ファンにも印象付けました。

檮原高校(高知)

高知大会では町おこしで強くなったチームが大躍進を遂げた。
高知大会決勝戦は8連覇のかかった王者・明徳義塾に、創部11年目で初の決勝進出を果たした檮原(ゆすはら)高校が対戦。3-7と檮原は3-7で敗れたものの、人口約3600人の5分の1に近い約700人の町民の声援を受けて名門校相手に善戦しました。
檮原高校のある梼原町は、過疎化が激しく、地元中学生も町外への流出が続き、高校自体も統廃合の危機を迎えていました。そこで生徒の減少を食い止め、町の活性化に地域の担い手を育てることを目的に、11年前野球部を創設。グラウンドの整備や米の差し入れなど、町ぐるみで支援。過疎の町のシンボル的存在となり野球部は希望に星として躍進を遂げました。

久慈高校(岩手)

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台でおなじみの久慈市にある久慈高校。
スタメン中6名が中学時代県大会優勝果たした久慈中のメンバーで構成。
地元の仲間地元の高校で甲子園いくという強い信念を持って勝ち進み、38年ぶりとなる決勝戦進出を果たしました。
奇しくも決勝戦での対戦相手である盛岡大付属のスタメン捕手は久慈中のメンバーのひとりでした。
中学時代仲間同士が甲子園をかけて戦うという熱いドラマが岩手大会にありました。

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