3回戦の相手は静岡県代表、J3所属のアスルクラロ沼津。今年J3昇格して初年度になりますが、現時点でJ3最多得点を取っているそうですね。もちろんJ1最少失点を誇るマリノスですが、一発勝負の天皇杯は何が起こるか分かりませんので、油断は禁物でしたね。勝つには勝ちましたが、2失点。ま、勝利が全ての天皇杯ですから、ここで今一度、気を引き締めて次戦に臨んでもらいましょう！

マリノスの先発はGKに杉本大地 。DFはセンターバックにミロシュ・デゲネクとパク・ジョンス、左に下平匠、右に松原健。ダブルボランチに扇原貴宏と喜田拓也。MFは中央にダビド・バブンスキー、左に齋藤学、右には前田直輝が入り、富樫敬真が1トップという布陣。

試合はファーストシュートこそ、沼津だったものの、終始マリノスペース。両サイドを起点に攻勢にでました。14分、齋藤学のボール奪取から喜田のミドルで先制！その後、形はつくるもののゴールを奪えなかったマリノスに待望の瞬間が訪れます。43分、富樫のポストプレーからバブンスキーが前田へ。その前田からパスを受けた齋藤学がDFとGKを交わし、無人のゴールへ！エースの待望の公式戦初ゴールが遂に生まれました！！そして、46分にもバブンスキーのパスを受けた齋藤学が最終ラインを突破して、ループシュート！これが決まり前半を3－0で折り返しました。これはついに吹っ切れたのではないでしょうか！これから齋藤学のゴールラッシュに期待してしまいます！！

前半の流れで終われれば文句なしでしたが、この3点リードが気の緩みを生んだのかもしれませんね。後半、格下相手に2失点はいただけませんでした。とはいえ、1失点目はゴールを決めた沼津の選手を褒めるべきですね。素晴らしいシュートでした。ただ終了間際のCKから生まれた2失点目、ここはしっかり守って欲しいところです。試合は途中出場のウーゴ・ヴィエイラの得点もあり、4－2で勝利！

勝つには勝ちましたが、ちょっとすっきりしない勝利でしたね。とはいえ、勝利が全ての天皇杯。これでラウンド16進出が決定しました！勝ったことが大事です。勝って兜の緒を締めて、最後まで勝ち残って欲しいですね！！