広島カープ 5-1 ベイスターズ

勝: 野村祐輔 (5勝3敗)
負: 今永昇太 (5勝5敗)

ヒヤヒヤしましたが、さすがエース野村選手と広島カープ攻撃陣！！終盤に得点を重ね見事ベイスターズ戦初戦を勝利で飾ってくれました。これで引き分けを挟んで4連勝！！今シーズンの逆転勝ちも51勝中29勝と半数以上の逆転勝ち。まさに「逆転のカープ」ですね！

0-0で迎えた3回のベイスターズの攻撃。広島カープ先発の野村選手が、この回先頭の倉本選手にヒットを許すと、続く桑原選手にタイムリー2ベースヒットを打たれて先制を許してしまいました。
ベイスターズ先発今永選手。広島カープはこの今永選手を昨シーズンのクライマックスでは打ち砕いたものの、苦手にしており、ランナー出すものの、得点を奪えずにいました。
そして0-1と1点ビハインドで迎えた7回。會澤選手の2ベースヒットで得点のチャンスを作ると、これまで好投していた野村選手に変わり、代打バティスタ選手。2球目振り抜き、特大の2ランホームラン放ち逆転！バティスタ選手が打席に入ると期待してしまいますよね。この試合でも期待に応え、逆転ホームラン放ってくれました。
そして、8回には鈴木誠也選手に2ベースヒットを皮切りに、松山選手、安部選手にタイムリーヒットが飛び出し、この回3点を加え、最後は今村選手が2人でしっかり抑え、5-1で勝利。前半戦最終カードのベイスターズ戦初戦を勝利で飾ってくれました。
先発の野村選手は非常に素晴らしいピッチングを見せてくれていたので、なんとかして得点をあげて欲しかったところでの打線爆発本当に痺れました。今シーズンから支配下登録されたバティスタ選手が本当にいいところで打ってくれました。ホームラン後のベンチ前では手厚い祝福を選手から受けていたので、チームにも馴染んでいるように見え、それも好調の要因かもしれませんね。野村選手に勝ちが付いて本当に良かった！！！

この試合のヒーローはやはりバティスタ選手でしょう。
7回にチームを救う逆転の2ランホームランを放ち、チームの勝利に大きく貢献してくれました。
バティスタ選手とは、昨シーズンからカープアカデミーを経て入団した選手で、今シーズン開幕時はまだ育成選手としての契約でした。今シーズン、2軍で大活躍し、6月2日に支配下登録勝ち取りとると、翌日の3日の千葉ロッテマリーンズ戦で、代打として登場し、初打席でホームランを放つという離れ業を披露。翌日の試合でも代打でホームラン放ち、カープファンのみならず、野球ファンにその名を知らしめました。
7月10日の試合終了時点で、24試合に出場し、48打席で7本のホームラン放っている超攻撃型選手です。守備に少し不安があるので、代打での出場が多いバティスタ選手ですが、規格外なパワーでチームの危機を何度も救ってきてくれました。丸佳浩選手、薮田和樹選手とは前半戦MVP候補が多い広島カープですが、影のMVPはこのバティスタ選手ではないでしょうか。
今後の活躍にも期待しています。
ちなみにもう一人、育成選手で注目したい選手がいます。
それは、メヒア選手。
現在まだ育成契約ですが、今シーズンの2軍での成績は65試合出場で打率,350、安打数86本はトップの成績。ホームランも9本打っており、1発も狙える選手です。バティスタ選手が長距離砲ならメヒア選手はアベレージヒッターという感じです。エルドレッド選手があと2年プロ生活を続けてくれれば、日本人登録となるので、メヒア選手の支配下登録ももう間も無くではないかと囁かれています。
ぜひバティスタ選手、メヒア選手覚えてください。

広島カープ 対 DeNAベイスターズ
【予告先発】
広島カープ: 岡田明丈 (7勝3敗)
ベイスターズ: 砂田健大 (2勝3敗)
マツダスタジアム 18時プレイボール

広島カープ先発は岡田選手。
前回登板不安定ながらジャイアンツを6回1失点に抑えていましたが、敗戦投手に。岡田選手は非常にいい球を持っているのですが、不安要素は突然崩れてしまう不安定なピッチングをしてしまうこと。前回登板は1失点に抑えたものの毎回ランナー出す苦しい展開で、いつ点を取られてもおかしくない状態でした。現在7勝しており、普通に投球してくれれば勝てる要素が非常にある選手なので、強い心を持ってマウンドに立っていただきたいですね。
野手の注目選手は、鈴木誠也選手。
打撃フォームを変えた7月10日の試合では、4打数4安打と固め打ち。調子も良くなった印象でした。4番なのでホームランという文字が浮かびますが、ホームランを打つだけが4番ではありません。ヒットを量産し、調子を上げていってチームの勝利に貢献していただきたいですね。
前半戦も残り2試合。ここを取って後半戦への弾みをつけたいところですね。このカードも勝ち越すぞ、頑張れ広島カープ！！