「スロージョギング」
耳にした事はあるでしょうか?
今、にわかに脚光を浴びているのが、スロージョギングです。
その意味するところは、まさに「ゆっくり走る」こと。
ただでさえゆっくり走ることを意味するジョギングをさらに「スロー」にしてしまって、はたしてどんな効果があるのでしょうか?

スロージョギングのやり方

スロージョギングとは、ウォーキングなジョギングのように、息が激しく乱れたりするよう運動ではなく、スロージョギングは、まずはにこにこと走れるくらいのペースで走り運動です。

一般的なジョギングでは、自分たちが楽に走れるペースを心拍計で確認します。しかし、スロージョギングでは主観的運動強度という「自分がどう感じるか」というペースに基づいて走り続けます
主観的な感覚では、
「笑顔は保てる」
「歌える」
「走ってる仲間とおしゃべりできる」
といった程度の運動量を目安に走ります。

この程度の運動でも、通常の実力と同等の持久力が身につくことが研究によって明らかになっています。1分走って30秒歩くといったゆっくりとしたペースの運動です。

初心者の方は、1日30分として例えば10分ずつ3回に小分けしても効果は同じという“ユルさ”が、運動アレルギーにとっては大きな注目ポイントとなり、健康診断の数値の悪化が気になる方、スポーツはいまいち苦手という方にはぜひオススメしたい、運動方法です。

スロージョギングの走り方

スロージョギングで心がけるのはつま先着地というフォームです。
ジョギングやウォーキングなどは、走りなれていると、かかとからの着地になりがちですが、それでは走りにブレーキがかかってしまっています。
かかと着地を続けていると、足首がどちらかに傾いて着地しがちになり、膝や腰に負担がかかってしまいます。

この負担が重なると故障の原因にもなってしまいます。
つま先といっても足の親指の先ではなく、足の指の付け根あたりから下ろすようなイメージを思い浮かべてください。
足先を下ろしたら自然にかかとが着地します。
かかとが地面に着地した時の反動を使って前に進むようにしてみるとよいでしょう。

スロージョギングをやる上での心得

スロージョギングは走った距離は気にしません。
気にするのは時間です。
体が慣れないうちは歩きながらでもいいので、15分ほど続けてみましょう。
しばらく15分ほど続けてきて体が慣れてきたら、30分からまた1時間程度に時間を増やして走ってみましょう。
スロージョギングは基本的に毎日行うのが望ましいです。
忙しい場合は、週に3回程度から始めてみましょう。
スロージョギングはできない平日の夜などにも、「踏み台昇降を左右互いの足で交代しながら行う」
スローステップなどのトレーニングを行うことを推奨しています。

これらの習慣をとりあえず、21日間やってみてください。
21日間続けることができれば、一般的にその習慣は継続して取り組むことができるという一つの目安になります。

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