寝る前のストレッチの効果

寝る前のストレッチは、筋肉のこりをほぐすだけでなく副交感神経にも働きかけて、眠りの準備を整えてくれるそうです。
一年の中でも、気温差や湿気など、体に負担のかかりやすい時期があります。さらに体もむくみやすくなるので、体がダルさや重さを感じるかもしれません。こういった時期の対策としては、「ねじりのポーズ」を多く取り入れたりするといいそうです。お腹をしっかりとねじるので、血液循環が良くなり、内臓が刺激され、毒素を排出してくれます。布団上でしたら、仰向けになって、両膝をたててパタンパタンと膝を左右に揺するだけでも効果があります。
普段の姿勢の癖で、体はいつも緊張状態が続いています。例えば普段猫背気味であれば、首や肩がガチガチになりますし、座った姿勢のままだと腰が縮みやすく、腰やお尻回りもかたまってしまいます。この状態を緩めるためにも、就寝前のストレッチは効果的です。
何もケアしないで寝てしまうと、体の緊張がとれないままになってしまうので、疲れたまま朝を迎えてしまいます。本来寝返りを打つ事で、体の歪みや縮みは自然に調整されるのですが、緊張した状態のまま寝てしまうと、首肩はガチガチの状態のままです。
体をリセットするという意味でも、就寝前のストレッチは、すごく大事です。さらに少し体を動かすだけでも血液循環が良くなるので、副交感神経が優位になって、リラックスして眠りやすくなります。

ダイエットにも効果が⁉︎

上記で書いたように寝る前に体をほぐすことで、自律神経の中の副交感神経が優位になり、入眠がスムーズになると、質のよい深い睡眠を得ることができます。
そして、脳や体がしっかりと休息すると、成長ホルモンの分泌が盛んになり、基礎代謝がアップして痩せやすい体になるだけではなく、体重の増加を制御するレプチンというホルモンの分泌が増え、日中の活動時の食欲を抑制することができるそうです。
更に、寝る前にストレッチを行うことで、心身がリラックスすると、腸の動きが活発になり、便秘が解消しやすくなります。
これとは逆に、常にストレスを感じ、体が緊張状態にあると、腸の動きは悪くなってしまい、便秘が起こってしまいます。通常、お通じは自律神経の副交感神経が優位になっている時に起こると言われているので、寝る前にストレッチをして心身の緊張をほぐしておくと、翌朝目が覚めた時に自然とお通じが起こると言われています。便秘になると、老廃物が溜まり、血行不良を起こします。血行不良になると、冷えやむくみといった症状が現れやすいことからも、寝る前ストレッチを行うことでダイエットだけではなく健康や美容にもよいそうですよ。

寝る前のストレッチで心身ともにリラックスした体を手に入れることで、とても良い効果が得られますね。
これから梅雨に入り、体調もすこし優れない時もあるかもしれませんし、暑い夏に向けての準備としても、快眠ストレッチを始めてみようと思っています。
皆さんも是非試して見ませんか?

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