きゅうりは世界一栄養がない野菜!?

きゅうりって皆さんよく食べられているお馴染みの野菜ですが、栄養価はあまりないという世間一般のイメージがあるようです。
なんと「世界一栄養がない野菜」ということでギネスブックに載るほど、きゅうりは身近にある野菜ながらとても軽視されている野菜なのです。
しかし、調べてみたらきゅうりしかない栄養素が色々と含まれているう野菜だという事がわかりました。

ダイエットに効果的!ホスホリパーゼ

きゅうりの中には「ホスホリパーゼ」という脂肪を分解する酵素が含まれています。
この「ホスホリパーゼ」の酵素は脂肪の分解力が、ほかの酵素よりも強く非常に脂肪分解の効果が高いので、きゅうりはダイエットにとてもうってつけの野菜なのです。
更にきゅうりはイメージ通りカロリーがとても低く、1本あたり14kcalほどと、野菜の中でも非常に低い部類です。
 またきゅうりに含まれる酵素はすりおろす事で、より放出されやすくなります。
なので、脂の多いお肉など脂肪が多いものを食べる際にはきゅうりのすり下ろしを一緒に食べると良いでしょう。

老廃物を排出!イソクエルシトリン

もう一つきゅうりが持つ特別な栄養素に、「イソクエルシトリン」があります。
「イソクエルシトリン」は老廃物の排出効果を持つものがあります。
きゅうりを食べると、むくみを解消したり、デトックスしたりできるのです。
上記のダイエット効果と併せてきゅうりでキレイな身体を作れます。
また、皮膚や粘膜の調子を整える栄養
βカロテンも多く含んでおり肌荒れの予防など、美肌効果も少しはあります。
女性にとって、理想的な身体を手に入れるためにもきゅうりの栄養は、心強い味方と言える野菜なのです。

生活習慣病予防にも効果的

きゅうりは病気にならないための成分も多く含まれています。
特にガンを予防する効果があり、「ククルアスコルビン酸」という栄養でがん予防に一定の効果があるとされています。
また、血液をキレイにする効果がある「ピラジン」という栄養もきゅうりの中には含まれています。
そのため、血液がドロドロになる事で起こる生活習慣病の予防にもきゅうりは一役買ってくれるわけです。

夏こそ最適な野菜

きゅうりは夏に食べるのにうってつけな野菜でもあります。
その理由の一つに、「ククルビタシン」という栄養が含まれているからです。
この栄養は胃液や唾液を出しやすくするため食欲を回復させる効果が見込めるので、夏バテ対策にはうってつけです。
また夏場によくある足つり対策にも効果的な「カリウム」を含まれています。
さらには、きゅうりには水分が多く身体を冷やす効果もあるので、なおさら夏に摂りたい野菜と言えます。
特にきゅうり使った宮崎県の郷土料理の「冷汁」なんかは、夏場に食べる最高の料理ですね!

殆ど生で食べるからいいんです!

いかがでしたでしょうか?
きゅうりって栄養価がないと言われがちですが、他ではなかなか取れない栄養素が含まれている野菜というのがわかったと思います。
さらにもう一つ、きゅうりの利点が栄養を取るのに効率が良いと言われる理由があります。それはきゅうりはほとんど生のまま食べるケースが殆どという点です。
野菜のほとんどが、熱を加えれば栄養が飛んでしまうものです。
もちろんきゅうりも熱に弱い野菜です。
野菜はどうしても熱を加えた方が美味しいものばかりなので、なかなか生で食べるものも多くありません、
その点、きゅうりは生で食べる野菜なので、栄養を引き出すことができるきゅうりはとても良い野菜なのです。
なの是非とも栄養がないと馬鹿にせずきゅうりをたくさん食べましょう!

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