野球エリートたちがやっとの思いで掴んだ全国の切符!立教大学

今季の東京六大学リーグは、東大以外の5大学が終盤まで優勝争いに食い込む大混戦でした。そんな激戦を制したのは立教大学。立教大学の優勝はなんと1999年秋以来35季ぶりの優勝。当時は多田野数人(元日本ハム)や上重聡(現日本テレビアナウンサー)が在籍しておりと久しい優勝となりました。
立教大学はここ近年、高校野球の強豪校から有望選手を入れ、強化してきており、幾度となく優勝争いに絡んではいましたが、あと一歩で優勝を手にすることができませんでした。
今季は、笠松悠哉(大阪桐蔭)や山根佑太(浦和学院)といった全国制覇を経験した選手たちがチームを引っ張り、チーム強化が遂に実を結んで悲願の優勝を成し遂げました。
果たして全国の舞台でもセントポール旋風が吹く注目です。

国立大学の星!和歌山大学

近畿学生野球リーグでは、2009年秋から15連覇中の奈良学園大学が絶対王者として君臨していましたが、今年の春、遂にその連覇の記録が止まりました。
強豪・奈良学園大学を退け、優勝を果たしたその大学は、なんと国立大学である和歌山大学でした。
1950年秋に近畿学生野球連盟に加盟した伝統あるチームです。しかし2008年には3部降格という苦い経験をしました。
しかしその後、就任した大原弘監督の下、考える野球を実戦し、2012年秋に1部復帰。
昨年秋には65年ぶりの2位となるなど、着実に力をつけ成し遂げた今回の快挙でした 平日の練習は週2回で、授業終了後の午後4時半から4時間ほど。薄暗くなると、照明が点灯するものの、明るくできるのは内野だけ。部員たちもアルバイトをしながら、遠征費を稼ぐなど、他大学と比べても格段と環境にハンデがある中、掴み取った全国大会への切符。
和歌山大学がどれだけ全国の舞台で戦えるか注目です。

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