1、あしたばとは

あしたばは日本原産で、房総半島から紀伊半島・伊豆諸島の太平洋岸に自生する植物。

「今日、葉を摘んでも明日には芽が出る」と形容されるほど生命力が強く、それが名前の由来にもなるほど。

まぁ流石に1日で芽が出ることはないんですけど、それでも数日で本当に芽が出てきます。

これだけ強靭な生命力を持つあしたばは栄養成分が豊富。野菜の中でもトップクラスですね。

2、注目成分カルコン

正直あまり聞いた事のない栄養素かと思いますが、あしたばの茎を切りますと黄色い粘り気のある汁がにじみ出てきます。

この黄色い液体を「カルコン」と呼ぶそうでポリフェノールの一種であるとの事です。

昨今までこの液体がどういった効果を持つのか明らかになっていなかったそうですが、最近分かってきた効果としては、体内のサビを落としていくことで身体の各所の巡りを良くしてくれるデトックス効果が含まれているといいます。

他にも
むくみ解消、ダイエット効果、血液やリンパの流れを良くする効果があるらしいです。

3、あしたばの食べ方

お浸し、和え物、炒め物、揚げ物、天ぷらなどが美味しいですよ。

あしたばはアク抜きをしてから食べるのが一般的です。塩を少量加えたお湯でゆでて、冷水にさらすとクセが多少抜けて食べやすくなります。炒め物にする場合も、軽く下ゆでしておくと苦味があまり気になりません。

ゆでる際は、まず茎の部分だけを30秒ほどお湯に浸し、少ししんなりしてから葉の部分をつけるとまんべんなくゆであがります。加熱しすぎると歯ごたえがなくなるので気をつけましょう。

天ぷらにする場合は、下ゆでなしでそのまま揚げても大丈夫です。

4、最後に

健康によいとされ、青汁にも用いられる明日葉。
生育旺盛なことから、家庭菜園のビギナーでも簡単に育てられる野菜です。家庭で育て、健康とガーデニングの両方を楽しめたらすてきですね。
ぜひ、栽培してみてください。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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