1分57秒8 コースレコードを叩き出してアルアインが皐月賞制覇!

4月16日 中山競馬場のメインレースとして行われた、3歳馬春の王者決定戦・皐月賞で、レースレコードが生まれました。
ここまで4戦3勝して臨んだ3歳馬春の王者決定戦・皐月賞。9番人気のアルアインが見事な快挙で勝利を収め、3歳春の王者となりました。
昨年はディーマジェスティ、サトノダイヤモンド、マカヒキ、ミッキーロケットなどなど、既に重賞レースの常連が名を連ねている昨年の3歳馬に比べると、怪物的存在が薄く、こじんまりとした感が否めない発走メンバー。優勝候補のサトノアーサーもダービーに向け出走回避。となると、ここまで馬なりで圧勝劇を繰り広げている牝馬ファンディーナに人気と期待が集まったといった感じです。
それでも、昨年のディーマジェスティのタイムを0.1秒上回るレースレコードで春の3歳王者となりました。また、騎乗した松山騎手はこれが初のJRA・GI初制覇となりました。

69年ぶりの牝馬Vはお預け!力負けしたファンディーナ!

69年ぶりの牝馬Vの偉業を目指した1番人気ファンディーナ(単勝2・4倍)は7着。好位で運び、直線入り口で先頭に立ったが伸びを欠いた。騎乗した岩田騎手は「好位で流れに乗り、それなりの競馬はできた。テンションも思ったほど高くなかったし、レースは普通に走ってくれた。先頭に立つまでは良かったけど…。モマれた経験がない点は頭に置いて乗ったが…」と肩を落とした。高野師は「競馬の進め方は上手だったし、大きな不利もなかった。今日に関しては力負けと思う。1番人気に推していただき、期待に応えられなかったことは申し訳ない」と振り返った。
昨日の皐月賞に至るまで、3戦戦って3戦とも圧勝と、馬群の中でモマれうごめくことなく難なく勝利してきたファンディーナにとって、実力伯仲となった昨日のレースでは始めてモマながらのレースとなったことが大きく影響した様子でした。
次走はオークス、もしくはダービー。オークスとなると、3歳牝馬で頭抜けているソウルスターリングとの対戦となるでしょう。

気温が上昇!競馬場でも水分補給を心掛けよう

昨日の皐月賞が行われた中山競馬場は、桜もだいぶ散りいよいよ春本番の陽気でした。春というより初夏に近い日差しや気温だったこともあり、日陰を探して観戦する観客も多かったです。ついこの間までダウンジャケットに身を包んで観戦していたのが嘘のように、Tシャツ1枚でも全く平気でした。となると、水分補給は大事ですね。これから熱中症の危険もありますので気をつけましょう。

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