引退会見

バレーボールの木村沙織選手(30)が引退会見を行い、自らの競技人生を涙で語った。
木村選手は「(周囲の)期待に...プレーがついていかなかったところも、あったときもあったと思うんですけど、ずっと変わらずに応援してくれて、本当にありがとうございました。泣いちゃった」と話した。
「スーパー女子高生」として、17歳で日本代表に選ばれ、25歳では、ロンドンオリンピックで銅メダルを獲得した木村選手。
そして、30歳で引退となった。
木村選手は「試合に負けて、『くそ~』みたいな感じが、ちょっと薄れてきたかなというのがあったので、引退というふうにさせていただきました」と話した。

高校時代

2002年、バレーの名門として知られる成徳学園高校(現・下北沢成徳高等学校)に進学。高校2年生になるとライトで主力選手となり、2003年春高バレーで優勝を収め、成徳の2連覇に貢献した。

2004年アテネオリンピック最終予選で再度全日本代表に招集され、初戦のイタリア戦で代表初スタメン出場を果たし、14得点をマークすると共に持ち前の性格とあどけない笑顔で「スーパー女子高生」の呼び名でブレイクした。全日本女子チーム2大会ぶりのオリンピック出場に大きく貢献した。

ロンドン五輪で銅メダル

2012年6月、ロンドンオリンピックの代表メンバーに選出された。準々決勝の対中国戦では江畑幸子と共にチーム最多の33得点を叩き出す活躍で、これまでの五輪で1セットも取る事が出来なかった相手にフルセットの激戦の末勝利を収めた。3位決定戦で韓国をストレートで破り、日本女子バレーボール代表28年ぶりの銅メダル獲得の立役者となった。

最後に

またバレーボール会から人気の選手がいなくなってしまいましたね。
木村沙織選手は高校生からいままで第一線で活躍していた選手で
ケガもありながらも日本代表には欠かせない選手となっていました。
日本のバレーボールは昔からレベルも高いので、
今後は木村沙織選手に続くスター選手は現れるのが楽しみです。

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