はじまりはじまり

「音楽の方向性の違いによって解散します」
こう語れるのは売れたミュージシャンの証で、売れないミュージシャンが語ったところで「だろうね」で片付けられてしまう発言。まぁ、それは置いといて、解散するバンドにも始まりは当然あったはずで、「いつかはビッグになる」と志した仲間が、メンバーがいたはず。最初は地元の超小規模の20人クラスのハコでチケットを一生懸命売ってライブをやっていたことでしょう。それがいつの日か自ら販売せずに、チケットぴあとかでも販売されるようになって、それがキッカケで地方の人なら東京進出となっていく足掛けとなってるはず。
そう、東京とは、地方でチョット有名になったバンドたちがライブをしにやってくる場所でもあるんです。
いきなり武道館だ、横浜アリーナだ、埼玉スーパーアリーナだ、幕張メッセだ、東京国際フォーラムだというのは当然無理。でも現にこのような大きいコンサートホールでライブをやっているバンドも、東京進出してライブハウスでやって着々と人気、実力を付けてきました。

伝説のバンドの登竜門!新宿ロフト

1976年、新宿小滝橋通り沿いにオープン。70年代後半にはイギリスのパンクムーブメントに呼応した東京ロッカーズ周辺のバンドがライブをして話題に。以後、80年代のバンドブーム時代にはTHE BLUE HEARTSやBOOWY、90年代のメロコアブーム時代にはHi-STANDARD、HUSKING BEE、BRAHMANと、時代を代表するバンドが多数出演。ここのライブハウスの良いところは、楽屋がカーテン1枚で仕切られているラフなところで、楽屋を出たすぐそこにはバーカウンターもあり、ライブ前や直後にミュージシャンも出てきて酒を飲みにきたり、買いにきたり。ライブ以外の姿もみれてしまうところでした。
現在は歌舞伎町に移転をキッカケに、とても綺麗にバースペースも広くなったようです。
よくMOSHされてましたね。

一体感!下北シェルター

1991年にオープン。新宿ロフトと同系店のライブハウスです。キャパは約250名。といっても、その250名入ったら乗車率180%並で、新聞を広げて読めないくらいのスペース。1人が激しく踊れば、その人の波に押されて隣にいた友人とはぐれる覚悟が必要なくらいです。
このライブハウスの良いところは、ステージは高いのよく観れるところと、その距離はとても近いという点。野球で例えると、ピッチャーとバッターくらいが平均で、ギターのピッキングやドラムのバスドラ使いなど、細かな点まで見れるところですかね。
最近ではエレファントカシマシも昨年末にライブをするなど、結構有名どころも使用しているハコですね。
よくMOSHされてたなー。

思い出に浸りながら

などなど、まだまだ都内にはたくさんのライブハウスがあります。
ジャンルによって、時代によって特徴のあるライブハウスもあったり、自分が贔屓しているバンドが使うライブハウスってのも固定しつつありますし、人それぞれ、思い出それぞれといったところでしょうね。
私がよく行っていたのは渋谷AXとオンエアーイースト(現・オーイースト)。
10代後半から20代前半の頃の思い出に浸りながら書いてみた、そんな感じです。

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