室蘭カレーラーメン

1972年、北海道室蘭市のラーメン店「味の大王 室蘭本店」により発案されたメニュー。

北海道小麦を使用した、もっちりとした太縮れ麺を使用し、果物・野菜・スパイスを原料としたカレーペーストと豚骨系スープを合わせた味付けとなっています。
スパイス感と甘さのバランスを調整しており、最初に甘さを感じながらもスパイス感をあと口にしっかりと感じます。
全国的に知れ渡るきっかけとなったのが、1999年、室蘭市出身の元モーニング娘。のメンバー安倍なつみさんがラジオ番組で『カレーラーメンなら室蘭の「味の大王」さんがおいしい』と語ったことがきっかけで、全国の安倍なつみファンとモーニング娘。のファンが来店するようになったとされています。

味噌カレー牛乳ラーメン(青森市)

味噌ラーメンのスープにカレー粉と牛乳を入れたもので、具はチャーシュー、モヤシ、バター、ワカメとメンマを使用しています。

1970年代、松竹会館の映画館に支店を出した「味の札幌」において、ラーメンにケチャップやマヨネーズ、コーラなどさまざまなものを入れて食する遊びが中高生の間で流行しており、このとき、「味噌ラーメンにカレーとミルクを入れて食べると何故か美味い」といううわさが流れ始め、ご当地ラーメンの模索をしていた店主は、客側の要望によって1978年(昭和53年)、正式なメニューとして「味噌カレー牛乳ラーメン」を発売しました。

その店主は亡くなってしまいましたが、店主の弟子達が味噌カレー牛乳ラーメンを受け継ぎ、青森市内で弟子達がそれぞれ経営している店舗で味噌カレー牛乳ラーメンを提供しており、青森を代表するB級グルメとして愛されています。

冷やしラーメン(山形県)

その名の通り、冷たいラーメンで、スープも麺も冷たく、氷を浮かべるラーメンです。

冷やし中華とは異なり、通常のラーメンと同じようにたっぷりのスープに麺が浸されており、醤油味が一般的で、冷やし中華のように酸味は強くはないです。

山形市は1933年7月に気温40.8度を記録し長らく日本最高記録だったほどであり、夏は暑い地域。そこで、山形市にある「栄屋本店」の初代店主が、夏に冷たラーメンを食べたいという常連客の要望で開発を始め、試行錯誤の末、1952年に完成させたとされています。

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