昨シーズン4位 阪神タイガース

金本監督1年目の昨シーズンは、交流戦は7勝11敗と負け越し、シーズン終盤には最下位に転落するなどし、最終的には4位と4年ぶりにBクラスに終わった阪神タイガース。昨シーズンはチーム打率、安打数、失策数、盗塁数などがリーグワーストで、打撃陣に精彩を欠いたシーズンとなりました。
投手陣はリーグ2位のチーム防御率3.38と安定しているので、今シーズンの課題は打撃陣強化かと思われます。
ここで、今シーズンの注目選手を紹介していきたいと思います。

投手の注目選手

まず注目したいのが藤浪晋太郎選手。
今や阪神タイガースの右のエースにまで上り詰めた藤浪選手でしたが、昨シーズンは7勝11敗と負け越し。入団から続いていた2桁勝利も昨シーズンで途絶えてしまい、首脳陣の期待に応えることができませんでした。
勝ち頭の藤浪選手の復調が、チームのAクラス、優勝につながると思うので、開幕までの調子を整え、チームの優勝に貢献していただきたいです。

あと1人、注目したいのが、昨シーズン、大ブレイクを果たした岩貞祐太選手。MAX148キロの速球に多彩な変化球で、緩急をつけて打ち取るピッチングスタイル。昨シーズンは1年間ローテーションを守り抜き、自身初の10勝をマーク。昨シーズン終盤の9月には先発した試合で全て勝ち、防御率0.58という好成績で、月間MVPを獲得。5月には、ジャイアンツ戦で菅野選手に投げ勝ち、自身初の完封勝利を収めたまだ25歳の若手選手です。

この2人が阪神タイガースの先発の柱として、今シーズンも活躍してくれるでしょう。

野手の注目選手

野手で注目したいのが、昨シーズンオフにドラフト1位で入団した白鴎大学出身の大山悠輔選手。
大学4年春のリーグ戦では打率.417、ホームランは新記録となる8本、打点はタイ記録となる20打点で、ホームラン王と打点王を獲得。大学リーグ通算16本のホームランを放ったパワーを引っさげ、阪神タイガースに入団してきた将来有望の逸材。阪神タイガースが定着できていないサード、セカンドも守れるので、開幕から1軍登録されるのではないかと囁かれています。将来の4番打者候補の大山選手を是非覚えてください。

あと1人注目したい選手が、原口文仁選手。
昨シーズン1軍初出場を果たした育成から這い上がってきた苦労人。
107試合出場でホームラン11本、打率,299と打撃に定評がある捕手。
また、本塁から二塁への送球が1.8秒台という強肩の持ち主でもあります。
昨シーズンの5月には、NPBの球団で育成を経験した選手では初の月間MVPを獲得するなど大ブレイク。長年、捕手に悩まされてきた阪神タイガースにとって、原口選手の成長は非常に大きなものになりました。
今シーズンは開幕からレギュラー定着し、打てる捕手としてチームを引っ張っていっていただきたい注目の選手です。

若手の成長が著しい阪神タイガース

昨シーズンオフにオリックスからFA移籍で糸井嘉男選手を獲得し、戦力的には申し分ない阪神タイガース。
北條選手、江越選手、陽川選手と、若手の成長も著しいので、今シーズンは期待できるのではないでしょうか。
今シーズンは、Aクラス奪還、そしてリーグ制覇も目指せるのではないでしょうか。
開幕が本当に楽しみですね。

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