日本発!?世界のNIKE

アメリカ合衆国オレゴン州ビーバートンに本社を置くあの世界的シューズメーカー「ナイキ」。
そのナイキは日本発という事実があります。
設立は1964年。当時スタンフォード大学で経済学を学んでいたフィル・ナイトと、オレゴン大学の陸上コーチであったビル・バウワーマンが前身であるブルーリボンスポーツ(BRS)社を設立。初めは、日本のオニツカタイガー(現・asics)のランニングシューズを輸入し、アメリカ合衆国内で販売していたが、より高い利益を得るため自社製品を開発することになりまづ。その際に、オニツカタイガーから技術者をヘッドハンティングで引き抜き、更には、当時オニツカタイガーの競合であった、福岡のアサヒコーポレーションにて生産することになりました。
これが世界の「NIKE」の始まりとなります。

確固となったNIKEのブランド力の立役者

ブランド力を高めるための策として、強烈なインパクトを持った選手の獲得に精を出しはじめ、その矛先はNIKEを世界に轟かせるに至ったマイケル・ジョーダンへと向きます。
何が何でもマイケル・ジョーダンを獲得しようとしていたNIKEだが、マイケル・ジョーダンは当初、adidasと契約を結びたがっていました。
そこでナイキは、「年間50万ドル(約5000万円)の5年契約」という、当時のスポーツエンドースメントとしては破格のオファーを提示。契約の際にジョーダンに課した条件は、「新人王獲得」「オールスター出場」「1試合20得点以上を平均」のいずれかを3年以内に達成することだった。ジョーダンはこれに合意し、正式に契約が成立。
そこで生まれたのが「エアージョーダン1」。
その後、シリーズ化され、現役を引退して何年も経つ今に至っても人気モデルとなっています。ちなみに契約時に交わした3つを、1年目に早々とクリアしちゃっているのが、これまたMJの凄さです。
どちらにしても、マイケル・ジョーダンとスポンサー契約を結んだNIKEの勝ちという事ですね。

デザインは自社!生産はOEM!

今ではシューズのみならず、アパレルや野球用品、サッカー用品、水筒やタオルなどなど、様々な分野でNIKEを目にしますが、意外なことに、NIKEには自社工場というものが存在しておず、今でもOEMに頼った生産方法を取っているようです。
聞いたことなのですが、野球用品もSSKのOEM?のような噂も・・・。
OEMといっても、デザインは自社で行なっており、これまでに多くのヒット商品を世にリリースしたのは、やはりシューズ部門です。
コルテッツにエアフォース1、ワッフルにエアマックスなど。
特にアラフォー世代ならご存知の方もいると思われますが、エアマックス95は飛ぶように売れ、そのシューズを欲しさに「エアマックス狩り」というなんとも治安を悪化させた商品でした。良くも悪くもNIKEを更に有名にしたシューズでした。
昨日もエアーやショックスといった優れたクッションで今尚、多くのアスリート、ファッションを楽しむ方々に愛用され続けています。

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