毎年各チームから多くに戦力外通告があるプロ野球。そんなプロ野球選手の平均寿命は約7年。
30才でプロ野球選手でいられるのも難しい世界の中で、引退がちらつき出す35才から、さらに活躍する選手も稀に存在します。

そんな中で、35才以上から打ったホームラン数を調べて見ました。
12月31日で35才を迎えたシーズンから引退までの本数です。
独自調べの為、間違いがあるかもしれませんので、お許しを。

第1位 282本 門田博光 通算ホームラン数567本

35才以上から最もホームランを打ったのは、門田博光選手でした。

現役時代は南海・ダイエー、オリックスで主に右翼手、左翼手、指名打者として活躍。
通算本塁打数・通算打点数共に歴代3位。
MVP1回・ホームラン王3回・打点王2回・ベストナイン7回
40歳を超えても活躍した数少ない選手であり、「不惑の大砲」の異名を持っており、40才の南海ホークス最後のシーズン成績は
130試合.311(447-139) 44HR 125打点 出塁率.429 OPS1.062
で、ホームラン王・打点王の2冠に輝く素晴らしい成績でした。

第2位 240本 落合博満 通算ホームラン数510本

第2位は、日本プロ野球史上唯一となる3度の三冠王を達成している落合博満選手です。

選手時代は1979年から1998年にかけてロッテ・オリオンズ、中日ドラゴンズ、読売ジャイアンツ(巨人)、日本ハムファイターズに在籍。
世代によって、イメージするチームは違うのではないでしょうか。
私は、落合博満選手と言えば、中日ドラゴンズのイメージですね。監督をしていたというのも要素だとは思いますが。

MVP2回。首位打者・ホームラン王・打点王を各5回
ベストナイン10回。
の名選手であり、監督としても素晴らしい成績を残しており、通算8年間で、全てAクラスの成績を残し、リーグ優勝4回・日本一1回。
中日ドラゴンズ初の連覇も成し得ています。

オレ流を現役時代から貫いている人物です。

第3位 234本 王貞治 通算ホームラン数868本

第3位は、世界のホームラン王、王貞治選手です。

本場メジャーでも有名の王貞治選手。
一本足打法と呼ばれる独特の打法で通算本塁打数、当時のシーズン本塁打数の日本記録を打ち立てるなど、長嶋茂雄選手と共に、ON砲として並び称さ巨人の「V9」時代の顔として国民的人気を誇っています。

王選手の記録したシーズン公式戦通算本塁打868本は日本プロ野球記録であり、ハンク・アーロンが保持していたメジャーリーグ通算本塁打記録の755本塁打を抜いての世界記録です。
その他にも数々の日本プロ野球記録を保持しています。

巨人・ダイエーホークス・ソフトバンクホークスでも監督を勤めて、リーグ優勝4回・日本一2回の成績。
そして、第1回WBCの日本代表監督として優勝を勝ち取っています。

第4位〜第10位

第4位から10位までは下記の選手達になります。()内は通算ホームラン数になります。

04位 金本知憲 232本塁打 (476本塁打)
05位 タフィ・ローズ 227本塁打 (464本塁打)
06位 山崎武司 218本塁打 (403本塁打)
07位 野村克也 212本塁打 (657本塁打)
08位 山本浩二 193本塁打 (536本塁打)
09位 和田一浩 160本塁打 (319本塁打)
10位 衣笠祥雄 156本塁打 (504本塁打)

どの選手達も名選手ですね。若い頃から打っている選手もいれば、35才以上から通算ホームラン数の約半分前後をを打っている、大器晩成タイプの選手もいたりと、様々ですね。

プロ野球野球もうすぐキャンプイン。ルーキーや若手に注目がいきますが、ベテラン選手の活躍にも目を向けていきたいです。

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