脂肪燃焼効果も?運動とコーヒーで様々な効果が!

コーヒーには様々な効果があると何かと話題になります。ガン予防、痴ほう症の予防、消化促進、集中力アップなどの様々なメリットもあれば、逆に発ガン性、胃潰瘍の助長、貧血等のデメリットもあると言われています。そんな中、運動との相性も話題になっています。

①脂肪燃焼!ダイエット効果!

コーヒーといえばカフェインが注目されます。眠気を防ぐ作用は一般的に認知度が高いですが、実は、脂肪を分解するなどダイエット効果もあるとされています。

カフェインには、「リパーゼ」という脂肪の分解を促進する酵素の働きを活性化させる効果があります。その効果により体内の脂肪が分解され、エネルギーとして消費されるようになります。これはつまりカフェインを摂取すると脂肪が燃焼されやすい状態になるということです。

コーヒーをダイエットに取り入れるとするなら、運動を始める20~30分前に飲むと良いそうです。量を多く飲むほど効果が高まるというわけではないので、1杯のコーヒーを(なるべくブラックで)リラックスして飲みのが良いです。

コーヒーに含まれている「クロロゲン酸」というポリフェノールの一種には、カフェインと同様に脂肪の分解を促進する効果があると言われていますが、この成分は熱に弱くコーヒー豆の焙煎時にほとんどが分解されてしまうそうです。ダイエットコーヒーとして販売されている商品なら含まれている場合もありますが、普通のコーヒーではクロロゲン酸はそれほど期待できないでしょう。

②血液循環の促進で、トレーニングが効果的に!

コーヒーには血液循環にも影響があり、カフェインが血流を増加させる効果があるそうです。運動中の筋肉には酸素が不可欠ですから、血液循環が良くなれば、より良いトレーニングにもつながります。

③痛みを和らげる!筋力の低下を防ぐ!

カフェインを摂取することで、筋肉の痛みに対する知覚が緩和される効果もあり、より強度の強いトレーニングが出来ることになります。カフェインを摂取することで筋力や筋持久力の点でより効果的なトレーニングが出来ると言えるでしょう。

また、カフェインには加齢に伴って起きる筋力の低下を弱める作用があることも分かっています。この効果は、横隔膜と骨格筋の両方で見られました。カフェインは、健康全般の維持に役立つと同時に、加齢に伴う怪我のリスクを減らすことにも役立つようです。

ダイエット目的なら、絶対ブラック!!

ダイエットにコーヒーを取り入れるなら、できるだけブラックで飲みましょう。コーヒー自体はカロリーがありませんが、砂糖とミルクでカロリーがアップします。これを1日に何杯もとなると、なかなかのカロリーになってしまいます。どうしても入れたい場合は、ミルクなら無脂肪のもの、砂糖は少しにするか代わりにはちみつを少量入れると良いでしょう。

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