【1区】スタートから5キロは予想外のスローペース!

1区を制したのは東洋大4年の服部弾馬選手。実力的に抜きに出た存在で、順位だけを見れば順当の結果となりましたが、好天やほぼ無風の好条件にもかかわらず、タイムは1時間3分56秒と、昨年の1区区間賞より2分34秒も遅いものでした。最近の箱根駅伝は高速化しており、特にスタートダッシュが鍵を握る1区はハイペースになることが多いと言われていますが、今回の最初の5キロは明らかなスローペース。これは服部選手という超一流ランナーがエントリーしていたことにより、他校の選手が服部選手を気にして飛び出そうにも飛び出せない牽制状態だった言われています。区間賞は取れたものの、2位以降に差をつけることができなかったことで、服部選手にとって悔しい記録になったそうです。

【花の2区】区間賞の鈴木選手擁する神奈川大が12年ぶりのシード権獲得!

過去2度の優勝を誇る神奈川大学は、往路2区で主将の鈴木健吾選手(3年)が1区を首位で通過した東洋大学と5秒差の5位で鶴見中継所をスタート。青山学院大の一色恭志選手、順天堂大の塩尻和也選手が途中トップを取るも、9キロ過ぎに鈴木選手が飛び出してトップをそのまま走り、区間賞を獲得する歴代8位の好タイムを記録。復路は6位でスタートし、8区で3位の東洋大に6秒差まで迫る健闘も見せ、12年ぶりにシード権を確保する5位に食い込みました。

【5区】中央学院大の細谷選手が気合の4人抜き!

中央学院大は2区で区間15位、3区も12位と振るわなかったが、昨夏に右足甲を疲労骨折し、ぎりぎり本番に間に合った3年生の細谷選手が11位でたすきを受けると、5区を気合の4人を抜き。往路を7位で折り返した。中央学院大学は最終的に総合6位で3年連続シード権を獲得した。

【6区】函嶺洞門にリラックマ!

すでに名物となり、これを楽しみにしている方も多いとか。往路6区に現れるリラックマのぬいぐるみ。テレビ画面に映るとツイッター内で相当盛り上がるそうです。

【7区】毎年恒例のフリーザ軍団!

リラックマ同様、こちらもネットを中心に話題となっています。例年通り、7区にフリーザ軍団が登場。フリーザのコスプレ集団は、2011年から復路7区二宮の押切坂に毎年出現しているそうで、中継カメラに映り込み、パフォーマンスを繰り広げている様子が笑いを誘っています。

ツイッターでも目撃情報が相次ぎ、見物客がカメラを向け即席の撮影会も開かれるなど、大人気だったようです。姿だけでなく、パフォーマンスでも魅せるフリーザ軍団。今年は「恋ダンス」「パーフェクト・ヒューマン」など披露し、テレビの中継映像にも映りこむことに成功したようです。

また箱根の中継を見ていた視聴者からは、7区を走っていた青学の田村和希選手が沿道のフリーザ一行を見て、笑ったとの指摘があったそうです。

【9区】優勝候補の山梨学院大、襷が途切れる!

1区で20位と出遅れ、巻き返しが期待された2区のドミニク・ニャイロ選手(2年)もケガのために区間9位に終わった山梨学院大学。5区の上田健太選手は父親でもある上田監督が、順天堂大の選手時代に5区1時間12分41秒の記録と区間賞を上回ることができず、16位で折り返した。復路でも巻き返せず、10区ではタスキリレーが繰り上げスタートで途切れてしまうなど、順位を1つ落として17位。山梨学院大は優勝候補にも挙げられながら、シード権さえ確保できなかった。

【10区】幻の区間賞!

青山学院大学の大会三連覇で幕を閉じた今年の箱根駅伝でしたが、今回、駅伝ファンを驚かせたものの一つとして、オープン参加の関東学生連合の選手による「幻の区間賞」がありました。関東学生連合は、予選会で敗退した中央大学や東京農業大学、城西大学などの16人のランナーが集まるオープン参加で、タイムも参考記録でしかないため、区間賞は与えられません。今年の10区を走った関東学生連合の照井明人選手(東京国際大学4年)は1時間10分58秒の快走をみせたが、これは区間賞を獲得した選手の1時間11分00秒を上回るものでした。この幻の区間賞にネットでは称賛の声が多く上がっているそうです。

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