ベイブレードとは、、、

日本の伝統玩具であるベーゴマを現代風にアレンジした『ベイブレード』をご存知でしょうか?1999年に発売された「爆転シュート ベイブレード」は、全世界で約1億6000万個を販売し、品薄状態が続く社会現象を巻き起こした。その後、2008年に第2世代のベイブレードが発売されると、前作を超える大ヒット。世界で約1億9000万個を販売し、2012年には世界大会が開催され、25の国と地域が参加した。そして今、第三世代の「ベイブレードバースト」が発売され、三度、ブレイクしている。

ベイブレードの特徴は、ベイと呼ばれる駒を様々なパーツを組み合わせてカスタマイズ出来ること。豊富なパーツを集める「コレクション」要素、自分だけのベイを作れる「カスタマイズ」要素、友達と対戦する「バトル」要素。この3つが子供たちを夢中にさせている。

定番玩具が再ヒットするための進化!

ベイブレードバーストコロシアム♯1 - YouTube

出典:YouTube

そして、このベイブレードが三度、大ヒットしているのは、第3世代から「バースト」というギミックが追加されたことだ。従来のベイブレードでの対戦の勝敗は「相手のベイを専用スタジアムから弾き出す」か、「相手のベイより長く回し続ける」しかなかったが、そこにバーストギミックが追加され、「相手のベイを破壊する」という新たな勝ち方が加わった。これまではベイがぶつかるだけで十分迫力があったが、その衝撃でベイがバラバラに弾け飛ぶという、さらなる迫力ある対戦が楽しめるようになった。しかも、これにより最後まで勝負が分からなくなり、よりゲーム性を高めることとなった。

定番玩具とはいえ、再びヒットを飛ばすにはそれ相応の進化が必要。ベイブレードはバーストという進化を得て、三度、子供たちを魅了することとなる。

今や当たり前?クラウドシステム!

そしてもう一つ特筆すべきは最新技術を使った「ベイクラウドシステム」だ。これはベイを回すランチャーと呼ばれるアイテムに記録端末を取り付けることで、ベイを回す力であるシュート力や回転数を記録することが出来、専用アプリで管理することが出来るのだ。

またアプリには、これまで購入したパーツが閲覧出来たり、参加した大会の記録を見ることが出来たり、友達とフレンド登録することでお互いの記録をシェアしたりすることも出来る。またパーツ購入や大会参加で溜まるポイントで、レアアイテムが当たるゲームに挑戦できることも人気に拍車をかけている。

もはやスポーツ?熱戦が繰り広げられる大会!

また、ベイブレードの楽しさを広げているのが、全国各地で開催されている大会だ。月1~2回、大会が開催されている公認ショップは全国で700近くあり、日本全国で月に1000近くもの大会が繰り広げられている計算だ。大会規模は様々だが、100人以上の子供があつまる大会もある。参加している子供たちはもちろん、応援する親の熱の入れようの方が凄まじいこともある。勝敗に一喜一憂する姿はまさにスポーツ。これもまた、ベイブレードをヒット商品に押し上げた要因の一つに違いない。

今や入手も困難と言われているベイブレードもあり、クリスマスに向けて玩具売り場を駆け回るお父さんお母さんも増えそうですね。

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