R-1乳酸菌って何?

インフルエンザは毎年冬になる大流行しますが、今年は例年よりも1ヶ月近く遅れての大流行となっていますよね。数年前、そのインフルエンザや風邪に対して予防効果があると注目され、品切れするほどの話題になったR-1乳酸菌のヨーグルト。

すでに多くの方がご存じだとは思いますが、そのR-1乳酸菌の効果は風邪やインフルエンザ予防だけではないようです。
そこで今回は『R-1乳酸菌』の効果や特徴をご紹介します。

『R-1乳酸菌』は正式名称を「ラクトバチルス・ブルガリクスOLL1073R-1」といいます。
ブルガリア菌に属する乳酸菌の一種で、ヨーグルトを作る過程で牛乳に混ぜる種菌として使われます。
そしてヨーグルトが作られる際に、インフルエンザや風邪予防の免疫力を高めるEPSという多糖体を生成するのがその特徴です。

風邪やインフルエンザ予防の強い味方

『R-1乳酸菌』が風邪やインフルエンザに効果があるのは、摂取することで体内の免疫力が高められるからです。
風邪やインフルエンザはウイルスに感染することで起きますが、このウイルスを体内で撃退してくれるのがNK細胞(ナチュラルキラー細胞)です。
R-1乳酸菌を使用したヨーグルトを飲むと、前述のEPSがNK細胞の増加や活性を高める効果があるのです。

ところで、運動される方は風邪を引きやすくなるという話をご存知ですか?
スポーツ選手や運動される方はカラダが強いと思われがちですが、運動することで筋肉が疲労し、その筋肉を回復させることで免疫力に影響が出て、風邪を引きやすくなるそうです。
筋肉が疲労した際に、免疫機能は疲労回復を優先するため、その際に体内にウイルスが侵入してしまうと病気の発症につながりやすくなってしまうそうです。

そのため、激しい運動で筋肉を破壊し修復するという繰り返しを行うスポーツ選手には、コンディション管理のためにR-1乳酸菌ヨーグルトを取り入れている方も多いようです。

風邪予防だけじゃないR-1乳酸菌の力

ウイルスを体内で撃退するNK細胞はガン細胞にも効果があると注目されています。
健康な方でも毎日3000~6000のガン細胞が体内でできていると言われていますが、そこから悪質の細胞が発生することで、癌になるそうです。ガン細胞は免疫細胞より働きが強いため、これを撃退するためにR-1乳酸菌でNK細胞を増加させることと活性を高めることは効果的な癌対策とも言えます。

また、花粉症などのアレルギー症状にも効果が期待できます。
花粉症は体内にある2種類の免疫細胞のバランスが崩れることで起こると言われていますが、R-1乳酸菌にはこの免疫細胞のバランスを整える効果もあるので、アレルギー症状を抑えることが出来るそうです。

もちろん乳酸菌には、便秘の原因となる老廃物や毒素を排出し、腸内環境を整える効果があります。
腸内環境が改善されれば、体質改善や美肌・アンチエイジングなどの美容効果も期待できます。

このようにR-1乳酸菌ヨーグルトには風邪やインフルエンザ予防だけでなく多くの効果が期待できます。
最近では以前と比べ入手しやすくなっていますので、体調管理の一環として取り入れてみてはいかがでしょうか。

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