古来より使われてきたガルシニア

ガルシニアは、オトギリソウ科の植物で、東南アジアやインドに自生しています。

夏から秋にかけて実をつけますが、この実には薬効成分があり、カレーなどのスパイスに使われたり、魚の保存などに使われています。
胃酸を和らげるガルシノールという成分が入っており、インドのアーユルヴェーダでは胃の薬としても使われてきました。

油っぽいものが好きな人、炭水化物や甘いものが好きな人がガルシニアを摂取すると、体に脂肪が付きにくくなります。
これは、有機酸の一種である、ヒドロキシクエン酸の働きによるもので、ヒドロキシクエン酸は、すでに体に付いてしまった余分なものに対しても効果を発揮します。

ガルシニアは、脂肪の吸収と食欲を抑えてくれるため、つい食べ過ぎてしまうという人のダイエットサポートに適しています。

脂肪燃焼ダイエットにはカプサイシン

カプサイシンは、唐辛子の成分で辛味があり、摂取すると体が温まり、血行が良くなって新陳代謝が上がります。
代謝が上がれば、脂肪が燃焼され、肥満を予防できるので、ダイエットに利用している人も多いです。

運動しても、最初にエネルギーとして使われるのは糖分で、その次に使われるのが血液中の脂肪酸です。
体脂肪がエネルギーとして使われるのは、その後なのです。ですから、一般的に、脂肪を燃焼させるためには、時間がかかると言われているのです。

しかし、カプサイシンを摂取することで、アドレナリンの分泌が促進されます。
そして、脂肪分解酵素のおかげで、脂肪の燃焼が早まるのです。

カプサイシンは、脂肪を燃焼させ、冷え性の改善にも効果がありますが、刺激が大きいため、大量に摂取することは避けた方が良い成分です。

抗酸化作用があってダイエットもできるリコピン

一時、トマトジュースダイエットが流行りましたが、トマトジュースダイエットは、しっかりとした根拠があるダイエット方法でした。

リコピンは、緑黄色野菜に含まれ、抗酸化力が強いことで有名です。
ビタミンEも抗酸化力が強いですが、リコピンの抗酸化力は、ビタミンEの100倍なのです。
悪玉コレステロールと血中の中性脂肪を減らしてくれて、代謝を高め、痩せやすい体にしてくれます。

毎日、トマトジュースやトマトサラダからリコピンを摂取するのは大変なので、サプリメントやスポーツドリンクから摂取する人も多いです。
トマトが好きな人は、オイルドレッシングをトマトにかけ、サラダにした方が体への吸収は高まります。

ダイエットに油は厳禁だと考えている人は多いのですが、美しく痩せるためには、良質の油は必要なのです。
質の高いオリーブオイルなどを使えば、ダイエットだけでなく、美容にも効果的です。

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