運動前後でストレッチを使い分けよう

まず、ストレッチの適切なタイミングには個人差があります。その上で、ストレッチを行うのにオススメのタイミングをご紹介します!自身で試し、自分にあったストレッチのタイミングを見つけてみましょう!

ストレッチには、主に動的ストレッチと静的ストレッチの2種類があります。

【動的ストレッチ】
反動を利用し、動きを付けて筋肉を伸ばす方法。ラジオ体操や、歩きながら行うストレッチが一般的。

【静的ストレッチ】
反動を利用せずに筋肉を伸ばせるところまで伸ばして静止する方法。座って行うストレッチが一般的。深呼吸をしながら行うことでリラックス効果も図れます。

運動の前後で、2つのストレッチを使い分けると効果的と言われています。

運動前は動的ストレッチがオススメ

運動前は筋肉の温度が低い場合が多いです。ある程度動きをつけたストレッチを行う事で、筋温を上昇させるとともに脳に「これから身体を動かすぞ!」という指令を出してあげることでパフォーマンスアップを狙うことが出来ます。特に、身体や脳が起き切っていない朝の時間帯、気温が低い冬の時期などには運動前の動的ストレッチを入念に行うことが推奨されています。

運動後は静的ストレッチがオススメ

激しい運動の後は筋肉が緊張状態にあり、筋肉が硬くなっています。静的ストレッチでゆっくりと筋肉を伸ばし、運動後の疲労を出来るだけ抑えられるようにしましょう。運動中に痛みや違和感を覚える場所があれば、その部位を入念に行いましょう。

生活の中でストレッチ

運動前後に十分な時間を確保するのが難しいという方には、起床直後やお風呂上がりのタイミングでのストレッチがおすすめです。

【起床直後】
睡眠時は、布団の上で長い時間同じ姿勢をキープしている事になるので、起床直後は筋肉も硬くなっています。また、体温が下がった状態でもあります。起床直後に軽い動的ストレッチを行い、体温を上昇させることでシャキッとした状態で一日をスタートさせましょう。

【お風呂上がり】
37~40℃の少し温めのお湯に浸かることで、副交感神経が優位に働き、心身の興奮や筋肉の緊張抑制効果が期待されています。その状態で静的ストレッチをすることにより、相乗効果を狙うことが出来ます。

朝や夜は家事や勉強で忙しい!という方も、まずは1日5分から始めてみてください。何よりも大切なのは、習慣化して継続する事です。

これらのタイミングでのストレッチは、本格的な運動をしていない方にもオススメです。日常生活の中でも、腰痛や首、肩のこりが心配な方もいると思いますが、そういった方も起床直後やお風呂上がりにストレッチを行ってみるとよいでしょう。

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