ロサンゼルスドジャースが補強に力を入れていますね。
大谷翔平選手や山本由伸投手を獲得した後は、打線のテコ入れをしましたね。ムーキーベッツ選手やフリーマン選手もいる中、強力な助っ人になるでしょう。
今回はそんなドジャースの新助っ人のテオスカー・ヘルナンデス選手を少しですが紹介したいと思います。

テオスカー・ヘルナンデス

31歳のヘルナンデスは通算159本塁打を誇る右のスラッガー。シルバースラッガー賞には2度選出されています。
同記者によると1年2350万ドル(約34億円)の契約で、そのうち850万ドル(約12億3000万円)が後払いの形で2030年~2039年にかけて支払われるとのこと。


ブルージェイズ時代の2021年に自己最多となる32本塁打、116打点を記録し、オールスター戦にも選出されました。2023年はマリナーズで160試合に出場し、打率.258、26本塁打、93打点を記録していました。

 ドジャースは昨年12月に大谷翔平投手、タイラー・グラスノー投手、山本由伸投手を獲得するなど、超積極的な補強を進めていました。右打ちの外野手は手薄な状況だっただけに、2020年以来の世界一に向け、頼もしい存在が加わりました。

出典:YouTube

ドジャースへの決め手は

ドジャース入りの決め手は? 
ヘルナンデスのいかつい表情が優しい笑顔に変わった。

「難しい決断ではなかった。ドジャースに行くことで欲しいものが手に入る。行きたかったのは勝てるチーム、プレーオフで戦えるチームだからね。僕を成長させてくれる、いい球団に入りたかったんだ」

 ブルージェイズ時代の2021年に自己最多32本塁打を放ち、通算159発と実績は十分。31歳という年齢を考えば、複数年契約を狙って当然だった。「僕は1年契約を考えてはいなかった。だけど、選択肢が多かったわけではない。結局のところ、自分にとっても家族にとっても最善の決断をしようとしていた。それが、ドジャースを選んだ理由の1つだ」と語りました。

左腕キラー

MLB公式サイトによると、短縮シーズンの2020年を除き、2019年からすべてのシーズンで25本塁打以上を記録している選手は、ヘルナンデスを含めてメジャー全体で12人だけ。打撃自体は非常に粗いものの、コンスタントに一発を期待できる打者であることは間違いない。また、キャリア通算で左腕に対してOPS.887をマーク。ドジャースは大谷やフレディ・フリーマンを筆頭に、主力には左打者が多いため、ヘルナンデスは「左腕キラー」としても期待される。

 MLB公式サイトでドジャースを担当するフアン・トリビオ記者は、ヘルナンデスの起用法を「対右腕のときはレフト、対左腕のときはライト」と予想。これに従うと、対右腕の試合では左翼ヘルナンデス、中堅ジェームス・アウトマン、右翼ジェイソン・ヘイワード、対左腕の試合では左翼クリス・テイラー、中堅マニュエル・マーゴ、右翼ヘルナンデスという布陣になりそうだ。なお、右翼手としてゴールドグラブ賞を6度受賞しているムーキー・ベッツは今季、主に二塁手として起用される予定である。

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