みなさんはメジャーリーグの新人王をご存じでしょうか。
2018年はエンゼルスの大谷翔平選手が獲得していますよね。
新人の時に活躍をすると獲得できますが、
2022年の新人王を獲った選手をご存じでしょうか。
今回はそんな2022年のメジャーリーグの新人王を少しですが、
紹介したいと思います。

ア・リーグ フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)

愛称は「J・ロッド」で、広角に打ち分ける打撃能力と、長打を量産するパワーを併せ持っており、俊足・強肩で守備でも見せ場を作る走攻守がそろった万能プレーヤー。18歳だった2019年のスプリングトレーニングから、イチローに様々なことを教わりました。

出身はドミニカ共和国で、16歳だった2017年に国際FAとしてマリナーズと契約しプロ入り。2021年に若手有望株のMLBプロスペクトで2位に選ばれると、2022シーズンの開幕戦で中堅手として先発出場し、MLBデビューを飾ります。

昨季はそのまま中堅手のレギュラーに定着し、夏場にはルーキーながらオールスターゲーム選出を果たすと、最終的には132試合に出場し、打率.284//出塁率.345/長打率.509、.854 OPS、28本塁打、75打点、25盗塁とセンセーショナルなシーズンを送り、シルバースラッガー賞を獲得するとともに、アメリカン・リーグの新人王に輝きました。

デビューシーズンでの25本塁打25盗塁達成はMLB史上初であり、ルーキー外野手によるシルバースラッガー賞受賞は、MLB史上、イチロー、マイク・トラウト、そしてジャッジに次ぐ4人目の快挙でした。

また、昨季8月には、マリナーズと最大18年総額4億7000万ドル(634億5000万円)で契約延長に合意し、その規模の大きさから話題となるなど、すでにフィールドの内外でビッグネームの仲間入りをしています。

WBCではスターぞろいのドミニカ共和国代表で、スタメン中堅手として4試合に出場。優勝が期待されながらも無念の1次ラウンド敗退を喫したが、22歳で積んだ貴重な経験を今後の糧にするべく、さらなる飛躍が期待されるシーズンに臨みます。

出典:YouTube

ナ・リーグ マイケル・ハリス2世(ブレーブス)

走攻守が高いレベルでそろっており、特にパワーとスピードはエリート級で、『MLB.com』も「昨季放った19本塁打のうち、14本は打球初速が105マイル(169キロ)以上で、スプリントスピードも上位5%だった」ことから、将来40-40(単一シーズンの40本塁打、40盗塁)を達成する候補の1人と太鼓判を押しています。

出身は地元ジョージア州で、高校卒業後はテキサス工科大学へ進学予定だったが、2019年のMLBドラフト3巡目でブレーブスに指名されプロ入り。2019年はブレーブス傘下のマイナーでプレーし、新型コロナウイルス感染拡大の影響でマイナーリーグは中止となった2020年を経て、2021年はメジャーのスプリングトレーニングに招待されるも、この年は1年をマイナーでプレーしました。

2022年もスプリングトレーニングに招待されると、5月28日にメジャーのロースターに昇格し、同日のマーリンズ戦でMLBデビューを果たす。さらに8月には、シーズン途中ながら球団と8年総額7200万ドル(97億2000万円)で契約延長に合意し、話題を呼びました。

最終的に2022シーズンは、114試合に出場し、スラッシュライン(打率/出塁率/長打率).297/.339/.514、.853 OPS、27二塁打、19本塁打、64打点、20盗塁で、最優秀新人選手賞に輝きました。

出典:YouTube

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岩永美月

ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!

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