サッカーでのファーストタッチとは

ファーストタッチとは、サッカーでボールを受けるときの最初のボールタッチのことです。

よくトラップと区別がつかないかたもいるようですが、トラップとは足首と地面の間にある角度をつくってボールコントロールする技術のことになります。英語のTRAPが語源で罠にかけるようにボールをピタリと止めることを表します。

対して、ファーストタッチはトラップに加えてどこに止めるかという判断も含めた言葉です。

例えば、ファーストタッチで5メートル前にコントロールして相手ディフェンスを抜くプレーはトラップには該当しません。

ファーストタッチの重要性

ファーストタッチが重要性な理由は、すべてのプレーにつながる始まりだからです。ファーストタッチの質を高めることで、プレーのテンポ、ボール回しの安定性、シュート、ドリブルの精度など、次のプレーにつなげやすくなります。

サッカーのファーストタッチはポジションに関わらず、いかに蹴りやすい位置、次の動作に移行しやすい位置にボールを置くかが重要です。

理想的なファーストタッチとは

理想的なボールの止め方をするには3つの条件を満たしている必要があります。

1.次のプレーにすぐに移行できる。
2.相手の守備の狙いを外している。
3.周囲の状況を把握できている。

ファーストタッチは足下にピタリと止めることが、すべてではなく、状況によって理想的なファーストタッチは異なりますので、ボールの止め方には、これらを意識する必要があります。

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