発祥の地

ウェイクボードの起源は1980年代にロクラン・スノーウィーが提唱したスカーフィングが起源だとされています。その後、オーストラリアでスカーフィングを元に樹脂成形型のスカーフボードが製作され、海を越えてアメリカへ、1984年、アメリ力西海岸で「サーフボードをボートで引っ張ったら」と言う素朴な発想からウェイクボードは誕生したそうです。90年に第1回ワールドカップがハワイで、また、今年8月にはアメリカのリノで17回目のワールドチャンピオンシップが開催されました。ウェイクボードのメーカーも数百社を数え、関連企業にはnike、アルパイン、SONYなども参入してしているそうです。

ウェイクボードとは

ウェイクボードとは、ボードにのりながら、モーターボートにつながったロープをつかんで水面を滑るスポーツのことを言います。
水上スキーとよく混同されますが、曳航方向に向かって足先が正面に向くものを水上スキー、横に向くものをウェイクボード、というように分けられているそうです。ウェイクボードに使用する板は躯体に樹脂とグラスファイバーを混在させた浮力のある成形体によって作られています。また、ウェイクボードに使われるロープはラインと呼ばれ、17 mから20 m程度の長さが一般的です。

競技

3人のジャッジによって完成度100点、印象度100点、組立100点の3つの項目で採点が行われます。単に水面を滑るだけではなく、インサイドジャンプ、オフザウェイキ、オーレ360などの技を披露することで得点を稼ぐのがウェイクボードの特徴です。娯楽として楽しまれることが多いウェイクボードですが、競技においては非常にアクロバットであり、高いスキルが求められるのです。

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