シーズン中から言われていましたが、やはりメジャーリーグはロックアウトになりました。

ロックアウトは避けられないであろうと言われているなかで、FA選手達はどうなるのか。
ここ数年は目玉選手ほど、すぐに移籍まとまらず、年を超えてからの契約でしたが、今年はロックアウト前に契約する大物選手が多かったです。

その中でも目玉選手だった2021年ア・リーグのサイ・ヤング賞を獲得した、トロント・ブルージェイズのロビー・レイ投手が移籍しました。

5年1億1500万ドルでマリナーズ移籍

2021年シーズン、トロント・ブルージェイズで32試合に先発してリーグ最多の193回1/3を投げ、13勝7敗、防御率2.84、248奪三振の好成績残し、サイ・ヤング賞を獲得したレイ。

FAとなったレイの獲得へには、噂レベルでも多くの球団があがりました。
大谷翔平選手でお馴染みのエンゼルスも獲得へ動いている噂は上がっていましたね。

30歳の左腕サイ・ヤング賞投手。
ロックアウトまでに移籍・残留が決定する事はないだろうと踏んでいましたが、来季からが勝負の年となるマリナーズが、5年契約1億1500万円で獲得しました。

20年プレイオフから遠ざかってるマリナーズですが、21年シーズンはプレイオフまであと1歩でした。
戦力が整い出してきて、本当の勝負22年シーズンから。
この勝負の期間に、しっかりとしたエース獲得出来たのは、本当に大きいのではないでしょうか。

【ダルビッシュを超えたヤバい怪物投手】歴代最多奪三振記録を更新したロビー・レイという驚愕の左腕 MLB - YouTube

出典:YouTube

レイの実力は本物か

サイ・ヤング賞左腕の獲得。
どのチームのファンでも、応援してるチームにこんな選手を獲得したら最高です。
ただ、レイの不安材料としては、21 年の成績が本物なのか、確変だったのかという点。

毎年サイ・ヤング賞候補やそれに近い成績を残して、ついにサイ・ヤングを獲得したという投手ならその実力に疑いはないですが、レイの成績はそうではありません。

2017年は15勝5敗。防御率2.89。奪三振218を記録はしていますが、その他のシーズンはそこまで。とくに四球が多い投手です。
ファームをテコ入れした21年シーズンに制球力が改善されての、サイ・ヤング賞獲得ですが、まだこれが本物かどうかわからないです。

マリナーズの来シーズンの明暗を担うレイに注目

日本でも人気のあるシアトル・マリナーズ。
長い長い低迷期から脱する光が少し見えています。

この光が大きくなるのか、消えてしまうのか。鍵を握る選手のレイに22年シーズンは注目です。

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