コロナ禍のなかでの、『おうち時間』ですが、これも長期間続くと時間を持て余してしまいがちですね。
そんな時間を利用して、器具を使わなくても出来る、自重トレーニングで体を引き締めてみてはいかかでしょうか?

自重トレーニングの概念

ウエイトトレーニングには、大まかに分けるとダンベルなど器具を使用するものと、なにも使用しないものの2種類あります。
器具を使わないトレーニングは自重トレーニングと呼び、自重つまり自分の体重を負荷として利用するトレーニング方法です。

スクワットや懸垂など、重力に逆らうことで筋肉量がアップするような負荷を与えるのが目的です。
懸垂は一見すると器具を使っているように見えますが、実際は自分の体重を持ち上げているにすぎず、自重トレーニングに分類されます。

たとえば同じ懸垂でも、腰や腕などに重りを巻いて行うと、自分以外の重りを使っているためウエイトトレーニングに分類されます。

自重トレーニングのメリットはなんといっても、自分の体重以外はお金がかからないということだと思います。
ウェイトトレーニングなどをやらなくても、自分の体重でなんとかなります。自重トレーニングの最大のメリットは、手軽に始めることができて、手軽に試せることですね。
犬の散歩に行ったついでに公園の鉄棒でちょっとだけ腕立て伏せをしてみたりとか、気軽に気が向いたときにできてしまいます。

また、自分の体重以上に負荷がかかることはないので、極端な肥満の方以外はけがのリスクが少ないのもメリットとしてあげることができます。
自重トレーニングだけでほかにウェイトトレーニングなどを組み合わせなくても、十分格好良いプロポーションの体を作ることが可能ですし、工夫次第では負荷やきかせかたを変え、いろいろな筋肉に働きかけることだって可能なのです。

逆に、中途半端な軽いウェイトをつかったりするよりも、自分の体重のほうが負荷が大きかったりもしますので効果もあります。
家で手軽に自重を使って鍛えられる筋肉としては、胸の筋肉、二の腕、足の筋肉、おなかの筋肉、背中の筋肉などがあります。

もしボディービルダーを目指すのであれば、細かい筋肉を動かすために自重トレーニングでは不十分かもしれませんが、細マッチョを目指す、体を引き締める、体のラインをきれいにする、そんな理由で始めるの出れば自重トレーニングでもばっちり鍛えることができます。

手軽にできるため、初心者のうちは自重トレーニングが向いています。
ただ、一定以上の負荷が見込めなくなってしまうので、効率よく筋肉量を増やすのであれば、負荷調整のしやすい器具を使ったウエイトトレーニングを行う必要があります。

まとめ

簡単に家でできるので、毎日継続してトレーニングできますよね。夏の露出の多い服を着こなすためにも、自重トレーニングがんばってみてはいかがでしょうか。

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中山葵

スポーツ全般大好きです。
球技は特に大好きで、バスケをよく観戦しています。
今までスポーツは観る専門でしたが、これからは色んなスポーツをやっていきたいと思っています。

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