チェルシーが9年ぶり2度目の欧州制覇!!

現地時間5月29日、チャンピオンズ・リーグの決勝が、ポルトガル・ポルトのドラゴンで行なわれました。この一戦は、悲願の初優勝を目指すマンチェスターシティと、2度目の欧州制覇を目指すチェルシーの、2年ぶり3度目のイングランド勢対決となりました。

マンチェスターシティは、2位以下に圧倒的な差をつけてプレミアリーグを制覇したものの、この決勝ではほとんどチャンスを作れず、最後まで攻守で組織だったプレーを見せたチェルシーが1点を守り切って、9年ぶり2度目の欧州制覇を果たしました!

立役者となったトーマス・トゥヘル監督は、解任されたフランク・ランパードの後任として、今年1月に就任したばかり。見事にチームの立て直しに成功し、わずか半年でビッグイヤー獲得に導きました。

出典:YouTube

先制点を挙げたのはチェルシー!!

最初のシュートチャンスを作り出したのは、チェルシー。8分、ハベルツが左サイドから送り込んだクロスにヴェルナーが合わせるも、ミートせず。14分にも左サイドを崩し、マウントのパスを受けたヴェルナーがシュートを放つが、GKエデルソンに阻まれる。

チェルシーにペースを握られ気味のマンチェスターシティは27分、敵ペナルティエリア内でデ・ブルイネのパスを受けたフォデンがシュートを放つも、DFリュディガーがブロック。

その後、チェルシーは39分にチアゴ・シウバが負傷退場というアクシデントに見舞われたものの、42分、ハベルツがマウントのパスを受けて中央から抜け出し、エデルソンをかわして無人のゴールに流し込んで先制点をあげる。

そして、このままチェルシーが1点リードで前半を終える。

ほとんどチャンスを作らせなったチェルシーが1点を守り切る!!

両チーム選手交代なしで突入した後半、こんどはマンチェスターシティにアクシデント。59分、ゲームキャプテンのデ・ブルイネが顔面を負傷して交代。

後半最初にビッグチャンスを掴んだのはチェルシー。73分、カウンターからハベルツがラストパス。ヴェルナーに代わって66分からピッチに立ったプリシッチが決定機を迎えるも、枠を捉えられない。

マンチェスターシティは77分、スターリングに代えて退団が決定しているアグエロを送り込むもチェルシーの堅牢を破れず、試合はこのまま1-0で終了。

途中就任のトゥヘル監督の下、最後まで攻守に組織だったプレーを見せたチェルシーが1点を守り切り、2011-12シーズン以来、2度目の欧州制覇を成し遂げました。

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