骨盤はもともと不安定でゆがみやすい骨といえます。
この骨盤のゆがみが起こることによって様々な不調が引き起こしますが、どんな不調があるのでしょうか。

骨盤を知ろう

骨盤は全身の中心にあり、上は背骨、下は股関節につながっていて、腸や子宮、内臓を包み込むような形をしており、腸骨や仙骨、恥骨などが組み合わさって全身を支える土台のような役割をしています。

まさに、上半身と下半身をつなぐ要ともいうべき存在ですが、「仙骨」と「腸骨」をつなぐ「仙腸関節」がひとつあるのみで、その周りは筋肉と靭帯の力だけで支えられているため、もともと不安定でゆがみやすい骨といえます。

骨盤が歪むとどうなる

骨盤のゆがみが起こることによって下記のような様々な不調が引き起こります。

・筋力の低下
骨盤の歪みが酷くなってしまうと体幹部の筋力が使われなくなり、たるみの原因になってしまいます。
筋肉が使われなくなると脂肪燃焼もされなくなってしまうため脂肪がどんどん溜まっていくことに。

・ぽっこりお腹になる
骨盤が歪んでしまうと姿勢が悪くなってしまいます。すると自然と猫背になったりO脚になったりと体型に悪影響を及ぼします。
そうなるとお腹もぽっこりと出てしまってメリハリの無いゆるんだ体になってしまいますよ。

・下痢や便秘になる
骨盤が後ろに傾いていることで股関節を圧迫してしまい内臓へ負担をかけてしまうので便秘に繋がってしまいます。
骨盤がずれたりゆがんだりしたままの状態でほおっておくと、内臓や生殖器が直接影響を受け、下痢などの不調を招いたり、ゆがみが原因で血行不良になり、冷え症や生理不順にも繋がってしまいます。

・猫背になり、肩こり腰痛の原因に
猫背は肩、O脚は脚を調節すればいいのかと思いがちですが、実は骨盤の状態が原因の場合もあります。そうすると肩や股関節に負荷がかかり、姿勢が悪くなってきます

骨盤は日々ケアしましょう

骨盤の歪みは整体などへ行き直すというのが定番になっていますが、ストレッチや体操をして歪みを抑えるようにできると良いです。
また普段の生活から正しい姿勢を保つことも、骨盤が歪まない為に重要な事です。

例えば、足を組んで座っていないか?
長時間同じ姿勢で座っていないか?
自分の生活を振り返って直す心がけをすると良いでしょう

関連するまとめ

こんな時はアドレナリンが出ている!

興奮したりすると出てくると言われるアドレナリン。体内でアドレナリン出てるところは見れないですが、こんな時はア…

知っていましたか?10月18日はこんな〇〇の日があります!

さぁ10月です。 令和元年の2019年も残り3ヶ月となりました。 10月22日は「即位礼正殿の儀」で祝日です…

高齢者に見られる骨粗鬆症

骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。

関連するキーワード