はじめに

みなさんは富山県というとどんなイメージをお持ちでしょうか?
富山県と言えば、黒部ダムですかね。黒部川に造られたダムで、日本最大級のアーチ式ドーム型ダム。高さ186m、長さ492m、総貯水量約2億トン。昭和38(1963)年完成。観光放水は6月26日~10月15日。人工の黒部湖には遊覧船もありますね。
他にも年間100万人が訪れる県内屈指の観光スポットとなっている海王丸パーク。パーク内にはアスレチック施設や、富山新港臨海野鳥園などがあり、カップルはもちろん家族や友人とも楽しめる場所です。
そんな富山県の地ビールはどんなものがあるのでしょうか?

宇奈月ビール

自然豊かな黒部の地から、美味しいビールを届けたい。その想いとこだわりで造る、黒部の地ビール「宇奈月ビール」は、麦芽を発芽させるビール造りの初期工程から丹念に造り上げた地ビールです。
霊峰立山連峰の雪解け水が百年かけて脇出した黒部川湧水群の地で、ビールの元となる二条大麦の栽培から行い、その麦芽と黒部川の伏流水を使用して造られています。

ビールの種類

◆十字峡(ケルシュ)    
ドイツ・ケルン地方に伝わるビール。13世紀から15世紀、ハンザ同盟の盟主としてケルン市は海外貿易に従事していました。ビールも盛んに醸造され、有力な貿易商品でした。ケルシュの名称はその頃の名残です。色は明るい琥珀色から黄色。キレとホップの爽快さが絶妙。ぐいっと飲み干したくなるビールです。 
◆トロッコ(アルト)
ドイツ・デュッセルドルフで愛されているビール。12~13世紀ごろ北ドイツで醸造していた、英国の伝統的醸造法に忠実な本格的エールがアルトを本格派あるいは正統派と読み替えるのがふさわしいでしょう。美しく濃い赤銅色と白い泡、上面発酵酵母の上品な香り、原麦汁濃度は12%とドイツビールではやや低めですが旨みがあり、軽い甘みと深いコクが絶妙に調和しています。
◆カモシカ(ボック)
ボックビールの由来は、ドイツ中部の街「アインベック」に由来しており、今ではドイツ南部で主に造られているビールですが、当時ボックビールの生産の盛んだったこの街の名前がなまって、ボックとなったそうです。 カモシカも、南ドイツ・ババリア地方伝統のビール。ロースト麦芽を多く使い、芳酵な香りと甘みを調和した黒ビールです。

城端麦酒

城端麦酒、平成13年より製造が始まりました。
イギリス産麦汁を使用。地元の袴腰山(はかまごしやま)から取った「はかまエール」など定番ビールの他、特徴ある季節限定ビールも製造しています。

ビールの種類

◆麦やエール    
柑橘系のフルーティな香りが楽しめ、シャープな苦みです。地元産「農林10号」を使用。ペールエールスタイル。
◆はかまエール
豊かなコクと、モルトの香ばしい香りと苦味が凝縮された大人の味わいです。IPAスタイル。      
◆Sakura
ピーチの香りのするスパークリングワインのような飲み口。そして、お酒の苦手な方もついつい飲んでしまうそれが“Sakura”です。
◆楓(Kaede)
スパークリングカクテルのカシス発泡酒。甘く芳醇な香りのお酒です。

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