就寝時の口呼吸を自覚している人は約5割?

ウェルラボを展開するウーマンウェルネス研究会が「就寝時の口呼吸」について、20代〜60代の男女を対象に行った調査では、約5割が就寝時の口呼吸を自覚していることがわかった。

さらに、眠っている間に口呼吸になっているサインのひとつに「起床時の口の乾燥」があるが、同調査でも「起床時に口の中が乾燥している」と答えた人は約7割に達した。このことから、「自覚はしていないけれど、就寝時に口呼吸になっている」という人も多いことが推測できる

口呼吸は風邪・インフルエンザ・睡眠不全を誘発

本来、人の呼吸は鼻呼吸だが、乾燥や低温、花粉、ハウスダストなどの環境ストレスによって鼻がつまると、口呼吸になりやすい。口呼吸は、じつは風邪やインフルエンザなどの感染症をはじめ、のどの痛みや違和感、睡眠不全など、さまざまな健康問題を引き起こす。

一方、鼻呼吸は、
・鼻毛と鼻の中の線毛で異物やウイルスを除去する
・鼻腔の中で外気を加温・加湿する
・温められ、加湿された空気がのどを通り肺に届く

というメリットがある。

つまり、人本来の鼻呼吸であれば、鼻毛と線毛の動きによって異物やウイルスが取り除かれるため、風邪やインフルエンザへの感染リスクが下がるというわけだ。また、鼻で加温・加湿された空気がのどに入るため、のどの粘膜がダメージを受けにくくなる

冬の夜の就寝時に高まる口呼吸リスク

そんな口呼吸になりやすいのが、自分でコントロールできない就寝時。眠っている間は筋肉がゆるみ、意識して口を閉じることができないため、口呼吸になりやすくなるのだ。加えて、夜間は鼻炎などのアレルギー症状が悪化しやすく、鼻づまりが起こりやすい時間帯でもある。
自覚がなくても、「朝起きたときに口が乾いている」「いびきをかいている」などの兆候があれば、眠っている間に口呼吸になっているサインだ。

・風邪やインフルエンザ予防には、のど、鼻の加温・加湿が重要
就寝時にのど・鼻を蒸気で温める
就寝時に蒸しタオルを鼻の上に置き、温めるのがおすすめ。鼻を温めながら加湿することで、鼻づまりが解消されてスムーズに呼吸できるようになり、睡眠の質も高まるからだ。また、鼻の中の線毛運動も活発化するため、ウイルスや細菌が除去され、風邪やインフルエンザ予防も期待できる。加湿機能のついたマスクを着けて寝るのも効果的。

部屋の加湿
空気の乾燥を防ぐため、冬は加湿器で部屋全体の湿度を上げるのも効果的。最近ではウイルスやカビ菌などの有害物質や花粉等アレルギーを引き起こす物質を抑制できる加湿空気清浄機もある

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