週末うつとは?

平日は仕事に精を出すが、休日は脱力感に襲われてやる気が起こらない。昼ごろ起きてジャージー姿でゴロゴロし、スマートフォンやインターネットを見ているうちに1日が終わる…。近年、そんな人が増えています。
そんな休日を過ごしている方を「週末うつ」とも呼ばれ始めています。
 週末うつは30~40代の独身男性に多く、休日が楽しめず、早く月曜日になってほしいと思う。真面目で責任感が強く、人付き合いが苦手な人が陥りやすいようです。
うつ病とは違い、表面的には変わりませんが、休日になると疎外感が募って生活のリズムが乱れ、体の不調が起こります。長引くとうつ病に進行するケースもある症状でもあります。

週末うつになる原因は?

①趣味がない
 近年、若者の「○○離れ」が取り沙汰されるように趣味の少ない人が増えており、それも原因に挙げられています。平日は仕事に追われてそれなりに頑張れるが、会社の歯車のようなもので充実感とは程遠く、ストレスをためたまま週末を迎える。趣味などでストレスを解消できればいいが、それができないのが現実だ。

②スマホ依存症
 この週末うつに拍車を掛けるのが、近年のスマホ依存やインターネットでの新しい人間関係です。睡眠前のスマートフォン使用は、ブルーライトの影響で睡眠の質を下げるだけではない。ツイッターやラインなど(SNS)による絆は、人付き合いの少ない人にとってもろ刃の剣で、逆にストレスになることもあるといいます。

週末うつにならないための対策

こうした週末うつと縁を切るために、レスト(休養)、リラクセーション(癒やし)、レクリエーション(活性化)の「三つのR」を推奨します。
規則正しい生活を送り十分な睡眠を取るほか、料理や楽器演奏、写真、あるいはアロマセラピーなど頭や手先を使う趣味を始めたり、資格を取ったりするなどの楽しみを見つけるのも良いでしょう。
 ただ、最初から休日にやろうと思っても、週末うつの人には難しいです。
そこで、まずは平日の15分から試してみるの推奨します。
わずかな時間でも趣味などに費やすことで、その時間が楽しくなるかもしれない。そうすれば今度は時間を増やしたくなり、休日にもやりたくなるはずです。週末うつを吹き飛ばすには、実は平日を大事にすることがポイントなのです。

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