「足」は “第2の心臓”

「足」が“第2の心臓”と呼ばれているのは、足が血液を送り出すポンプのような役割をしているからです。心臓から足まで運ばれた血液は、その後、心臓へ送り出さなければなりませんが、その働きをしているのが足の筋肉です。このため、足の筋肉をきたえたり、足をマッサージして血流をよくすることで、全身の血液循環を改善することができるんです。

「足」への負担が身体のバランスを崩す?!

人間の全体重がかかる「足」。とくに足裏の筋肉は、知らず知らずのうちに疲労し固くなってしまうことがあります。こうなってしまうと、足の指がうまくつかえずに踏ん張りがききにくくなったり、体のバランスをとりづらくなってしまったりするのです。その状態が続くと負担は腰などにかかり、腰痛の原因になってしまいます。

身体の様々な器官や内臓とつながる「足裏」をマッサージしよう!

足裏にはたくさんの反射区が集まっています。反射区とは身体の様々な器官や内臓とつながっているとされる、末梢神経の集中した個所のことで、「足つぼ」のことです。反射区を刺激することで、その該当する器官や内臓の機能を回復させたり活性化させたりできる、といわれています。例えば、胃の反射区を刺激すれば胃の働きが活発になり、目の反射区を刺激すれば目がスッキリするという具合です。

冷えやむくみを改善!

足裏をマッサージすることによって血流が改善するため、冷えやむくみの改善につながります。足は心臓から遠いため血流が悪くなりやすく、重力によって水分がたまりやすいので、体のなかでももっとも冷えやむくみが起こりやすいところです。足裏マッサージによって溜まりがちな老廃物を流し、血液の流れの改善すれば、冷えも改善し、むくみもすっきり。足裏だけでなく、足首をまわしたり、ふくらはぎをマッサージすれば、より効果がアップします。

腰痛や肩こりを改善しよう!

足裏をマッサージすることで、足裏の筋肉がやわらかくなってクッション性が高まり、安定した歩行ができるようになります。体のバランスもとりやすくなり、腰痛や肩こりの改善も望めるでしょう。腰や肩の反射区を刺激することでも、腰痛や肩こりの改善が期待できます。

リラックス効果や、疲れにくくなる効果も!

足裏には自律神経をととのえるツボ(反射区)もありますから、リラックス効果も期待できます。マッサージによって足全体の血流が良くなり、ポカポカと暖かくなればリラックスし不眠の改善も期待できるでしょう。

また、足裏の筋肉が硬くなり血流が滞ると、足が疲れやすくなります。毎晩お風呂あがりなどにマッサージを続ければ、老廃物も流れやすくなって血流も改善し、疲れにくい足になります。

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