はじめに

みなさんはお味噌汁の中でどの味噌の味噌汁が好きですか?
私は赤だしのお味噌汁が好きですね。
味噌にもいろいろ種類もあります。おかずや具材に合わせて変えることも出来るので、味噌だけでも幅広く使うことができます。
今回はそんな味噌について少しですが紹介したいと思います。

赤だし

豆みそ(代表的なものは、八丁みそ)のみそ汁を「赤だし」と呼びはじめたのは、関西の人々です。
関西では、通常「白みそ」を普段、飲んでいるために、豆みそで作ったみそ汁は、めずらしく、色も赤味がかっているため、普段飲んでいるみそ汁と区別して、「赤だし」と呼びはじめました。

また、豆みそは、堅く締まっているために、手でほぐしたり、包丁で刻んだりしなければ、豆みそが、うまく溶けないために、「赤みそから、うまみをだす」意味で、「赤だし」と呼ばれました。

このように、料理名だった「赤だし」ですが、現在は、豆みその本場の愛知県以外では、豆みそと米みその調合した味噌の呼び名になっています。

ちなみに、本場の愛知県では、「赤だし」は、豆みそに「だし」の入ったみそ、 豆みそと米みその調合した味噌は、「ミックス」と呼んでいます。
名前の由来からもわかるように、豆みそが、ポピュラーな地域では、当然なことかもしれません。

味噌の種類

◆赤みそ                

その名の通り、見た目が赤っぽい(濃い)色をした味噌全般を指す言葉です。

原料・製法などが所以では無く、シンプルに見た目の色が赤っぽい(濃い)色をした味噌を指す総称です。

*全国的には見た目の色を基本にした判断ですが、愛知県では赤みそ=豆みそ

◆赤だし                

一般的には豆みそをベースに、米みそ・調味料(だし)を配合した色の濃い調合みそを指します。

中には、だしが入っていないタイプもありますが、一般的には名前の通り、調味料(だしなど)が入った味噌です。

◆豆みそ                

原料が大豆・塩・水のみで、米を使用せず大豆に麹を付けた「豆こうじ」を使用した熟成期間が長い(1年~3年)の味噌

東海地方(愛知・岐阜・三重)を中心に食べられている。
*豆みそ=赤みそしかない


◆八丁味噌               

元々は愛知県岡崎市にある岡崎城から八町(約800m)離れた八丁村で作られた味噌をその村の名前を冠して八丁味噌と呼び始めたのが起源とされている。

製法・原料・熟成などに関して国が細かく定める基準を満たした豆みそを八丁味噌と呼ぶ事ができる。
*弊社の豆みそは、伝統のみそ玉製法で木桶にて18ヵ月以上の天然醸造になります

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