優勝は「Okinawa Hurricanes」

一般社団法人日本ウィルチェアーラグビー連盟は、12月14日(金)~16日(日)に千葉ポートアリーナにて、「三井不動産 ウィルチェアーラグビー日本選手権<第20回記念大会>」を開催、全国から予選を勝ち抜いた8チームが、クラブチーム日本一をかけて競い合いました。8月にオーストラリア・シドニーで開かれた GIO 2018 IWRF ウィルチェアーラグビー世界選手権で初優勝を飾り、注目を集めているウィルチェアーラグビー。16日(日)の大会最終日の会場には約2300人が来場したそうです。3位決定戦から始まり、途中、スペシャルコンテンツを挟んで決勝戦が繰り広げられました。Okinawa Hurricanes と Freedom の対決で、接戦の末 Okinawa Hurricanes が優勝を手にしました。

スペシャルコンテンツでは、ゲストとして日本財団パラリンピックサポートセンタースペシャルサポーターの稲垣吾郎さんが参加し、日本代表チームの若山英史(わかやまひでふみ)選手のレクチャーのもと、競技用車いすの乗車体験を行い、さらにウィルチェアーラグビーの最大の特徴であるタックルを体験しました。体験後、稲垣さんは「音!音!衝撃が見た目よりすごいんですよ!計り知れないですね。」と感想を述べ、レクチャーを行った若山選手は、「タックルの受け方が素晴らしかったです。」とコメントすると、会場は大いに盛り上がりました。その後、選手による、パスやディフェンスといったデモンストレーションを交えたルールの説明も行われました。「迫力がすごい。目で追えて、ルールも分かりやすい。決勝戦楽しみましょう。」とコメントをする稲垣さんに、若山選手は「ルールや選手を知ると、もっと楽しめますよ。」と笑顔で答えていたそうです。

閉会式に先立ち、「第 20 回記念大会 永年功労表彰」が行われ、スペシャルパートナーの三井不動産株式会社 広報部長 藤岡千春(ふじおかちはる)様よりご挨拶の後、閉会式・表彰が行われました。「ベストプレイヤー賞」は、BLITZ 長谷川勇基(はせがわゆうき)選手、Freedom 松岡幸夫(まつおかゆきお)選手、RIZE CHIBA 今井友明(いまいともあき)選手、AXE 乗松隆由(のりまつたかゆき)選手、Freedom 壁谷知茂(かべたにともしげ)選手、BLITZ 田村学(たむらまなぶ)選手、BLITZ 島川慎一(しまかわしんいち)選手、 RIZE CHIBA 山口徹朗(やまぐちてつろう)選手でした。また、「Most Sporting Player」は Freedomの池透暢(いけゆきのぶ)選手、「MVP」は Okinawa Hurricanes のマット・ルイス選手、「三井不動産 新人賞」は TOHOKUSTORMERS の橋本勝也(はしもとかつや)選手でした。表彰式では、稲垣さんがプレゼンターを務め、「優勝」の OkinawaHurricanes へはメダルとトロフィーが贈られました。「準優勝」の Freedom 及び 3 位の BLITZ へはメダルと、日本代表ヘッドコーチであるケビン・オアーよりトロフィーが贈られました。 その後、続けて GIO 2018 IWRF ウィルチェアーラグビー世界選手権 報告会も行われ、見事優勝を果たした日本代表に大きな拍手が送られ、大会は締めくくられました。

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