不死の実と呼ばれるスーパーフード「クコの実」

スーパーフード「クコの実」は中国原産ですが日本でもよく作られており、海岸や河原、空き地などに自生していることもあるようです。中国において3000年以上も昔から漢方薬や薬として重宝されてきた薬用果実で、体質改善、延命効果や不老長寿など万能薬といった位置づけでもあります。中国では、果実は枸杞子(くこし)、根皮は地骨皮(じこっぴ)、葉は枸杞葉(くこよう)と呼ばれ、それぞれ漢方薬として重宝されています。

比較的手に入りやすいものではありますが、市販品の中には、加熱して栄養素を壊してしまったり、砂糖をまぶしたりしているものがあるので、注意が必要です。

「クコの実」の優れた効果!

「クコの実」には大量のβカロチンが含まれているほか、アミノ酸やビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ニコチン酸などが含まれています。

ビタミンがバランスよく含まれているため、単体でも吸収がよく、その分効果も高いです。さらに、「クコの実」には多糖類と呼ばれる解毒効果・免疫調整効果のある成分があり、老化防止の効果が見込まれています。中国でも「不死の実」とも言われる万能フルーツであるくらいですから、アンチエイジングには絶大な効果があるようです。

健康効果には、美容効果(美肌・美白効果)、老化防止(アンチエイジング)、免疫力向上効果、血行促進(冷え性改善)、ホルモンバランスを整える、滋養強壮、疲労回復、肝機能改善(脂肪肝防止効果)、ダイエット効果などがあると言われています。

その強い抗酸化作用は、加齢とともに生じるシワやたるみ、細胞の老化を予防し、またコラーゲンの生成促進効果もあり若々しい肌を維持できると言われています。

摂取量には注意が必要!

「クコの実」の摂取量は1日3g(20~30粒)が適量と言われてます。体にイイといっても、一度にたくさん食べ過ぎると、お腹を壊す可能性があるので注意が必要です。なので、胃腸虚弱の人や下痢気味の人は注意が必要です。また、妊娠中や授乳中の女性、低血圧の人は摂取は避けたほうが良いそうです。

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