トレード期限も終了。
トレードを行ったチームの思惑はそれぞれ。
キャバリアーズがトレード期限終了間近に行ったトレードの相手チームの意図を踏まえてざっくり紹介。

レイカーズとのトレード

【キャバリアーズ】
アイザイアトーマス、チャニングフライ、2018年ドラフト1位指名権をレイカーズへ。
【レイカーズ】
ラリー・ナンスJr.、ジョーダンクラークソンをキャバリアーズへ。

カイリー・アービングとのトレードでやってきた、アイザイア・トーマスを半年で放出。GMは放出したくはなかったようですが、チームにフィットしてないとみてトレードになりました。
手放した今年のドラフト1巡目指名権はアービングのトレードでセルティック氏は獲得したネッツの指名権ではなく、キャブスの指名権。ネッツ指名権の1巡目指名権は貴重なので、簡単に手放したりはしないですね。
キャバリアーズは、このトレードで若さと機動力を獲得できた感じでしょうか。

レイカーズからするとこのトレードの意味は、オフにサラリーキャプに余裕を作るためのトレードでしょう。
獲得した2名の契約は今シーズンまでで、おそらく契約延長はなし。これで2名分のMAX契約をオファーできるようです。今オフ・来オフとFA選手が豊富なだけに、キャップを空けてオファーの準備を整えたかったとこでしょうか。

アイザイア・トーマスはどうなるか

レイカーズへ移籍となったアイザイア・トーマス。これで5チーム目です。
2011年ドラフト全体60位、最下位から2016・2017年オールスターにまで選ばれ、昨シーズンはセルティックスのイースタンカンファレンス1位、カンファレンスファイナル進出の立役者であり、平均得点も29.8得点をあげるなどセルティックスのエースとして大活躍。
そしてこのシーズンが契約最終年。オフになった時は、セルティックスとMAX契約で延長契約したいと意向を示し、セルティックスもMAXかどうかはわかりませんが、チームのエースとして契約延長の交渉はするつもりだったと思いますが、突然出てきたカイリー・アービングのトレード志願で、その流れは変わってしまいましたね。
移籍したキャバリアーズで1月復帰後もセルティックス時代のようなプレイは見られず、レイカーズへ移籍。
レイカーズがアイザイア・トーマスをどういった形で使うんでしょうか。
トーマスの代理人は、スターター起用を求めることは言っていますが、どうなるでしょうか。

昨シーズン同等の活躍をしていれば、このオフに素晴らしい契約を勝ち取れていたのは間違いないのに、1年経たずして状況が変わってしまいました。
それでも、あの得点力・爆発力は魅力的ですので、レイカーズと契約延長はないと思うので、来シーズンはまた違うチームのユニホームを着ているでしょう。

ウェイドはヒートへ

キャバリアーズのウェイドがヒートにトレードへ移籍。

ウェイドは、15-16シーズン以来のヒート復帰。
ヒートファンからしたら、ウェイドの復帰は嬉しいでしょう!
チーム生え抜きとして活躍して、05-06でチーム初優勝、10〜11から4シーズン連続でファイナル進出。12-13・13-14は2連覇を成し得た選手が戻ってくるのは、単純に嬉しいでしょう。

ヒートでもキャバリアーズと同じようにベンチからのスタートとなると思いますが、プレイオフ争いをしているチームにとってプラスとなる事は間違いないでしょう。

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