痩せる砂糖?

希少糖(レアシュガー)は太りにくい糖ではなく、なんと食べたほうが痩せる効果があるという凄い甘味料です。
しかも人工甘味料ではなく自然界に存在する糖分なので体にも優しいのも特徴です。自然界にごく僅かな量しか存在しないその名の通り希少なものですが、近年、希少糖の工業化に目処がつき、多くの希少糖を使った甘味料、調味料、お菓子などが生産されるようになってきました。

希少糖が痩せる理由

希少糖を摂ると痩せる理由。それは摂取された希少糖D-プシコースが小腸と血液をつなぐ壁の通路を塞ぎ、他の食べ物から摂取したブドウ糖が血液に回るのを防いでくれるからです。

普通の砂糖はカロリーが高さもそうですが、身体に吸収されやすく急激に血糖値を上げてしまい、糖が脂肪として体に溜め込まれやすくなってしまいます。
また急激に血糖値が上がるということは急激に血糖値が下がりやすい。そうすると身体は糖分が減少していると勘違いして腹が減るという信号を送ることになります。そのため、砂糖を含んだ食べ物を食べてもすぐにお腹が空く、結果として食べ過ぎてしまうということになるのです。
一方、希少糖の一つであるD-プシコースは、甘味度が砂糖の70%程度もありながらカロリーはほぼゼロ。そして特筆すべきは摂取することにより血糖値を下げる効果があるということです。カロリーが少ないから太りにくいだけでなく、血糖値を下げてくれることにより一緒に食べた食べ物の糖分が脂肪として身体に吸収することを防いでくれます。
同じ食事をするなら希少糖を口にしたほうが痩せるというわけです。

希少糖の問題点

摂ると痩せる夢のような甘味料。
もっとメジャーになって普及してもよさそうなものですが、問題点があります。
それは名前の通り自然界に希少のため、値段が高いという点です。
純度100%の希少糖は現時点で1グラム1万円程度する大変高価なものとなってます。
実は希少糖のダイエット効果はあると言われているものの、効果を検証した実験はD-プシコースを100%使用した場合のものです。
市販されている希少糖含有シロップに含まれる希少糖の割合は10-15%程度。残りはブドウ糖やオリゴ糖などです。
つまり現在市販されている希少糖を使った商品は、劇的に血糖値を下げて脂肪をつきにくくさせる効果はあまりないのです。
それでも、ダイエットをされてる方にとっては、普通の砂糖を使った商品より、間違いなく摂るべき甘味料な事は間違いありません。

関連するまとめ

ツナ缶でお腹いっぱいにしてみよう1

代替えダイエットシリーズになるのかな。代替えでなくメインを張れそうなツナ缶です。

スーパーフードの種類と効果 チアシード①

前回はスーパーフードとはなんなのか振り返ってみました。 今回から種類とその効果を見ていきましょう。

関連するキーワード