草野球をやっている人であれば既に情報を得ている人も多いと思いますが、軟式ボールの規格がまたもや変更になるようです。「またもや」とは、約15年ほど前にもボールの企画が変更され、現在の規格の軟式ボールより、さらに柔らかく、ポコーンっと大きく弾む企画でした。柔らかいことにより、ボールが大きく変形し、時にはボールが卵型に変形する俗に言う「タマゴボール」になることも多々あったほど。そしてその打球はというと、完全に予測不能な動きをすることもあるので、「軟式ヒット(軟式ボール特有のヒット)」とも呼ばれていました。その規格のボールに比べて、現在使用している軟式ボールは少しだけ硬くなり、以前の規格よりもポコーンっと高く跳ね上がる打球が相当減って、野球を楽しむ者にとっては嬉しい規格になっています。欲をいえば、ボールの縫い目に色をつけてもらえれば、ボールの回転もわかりやすく変化球への対応も楽になり、なお良いなと個人的に思っている次第です。そのボールが間も無くモデルチェンジをするようです。

どう変わるの?

変わると情報を得ていたとしても、どのように変わるのかを知っている人は少ないのではないでしょうか?
調べてみたところ、より硬球に近づけた規格になっているようです。
硬球に近くと言うことは、ボールは硬さを増し、バウンドもさらに低くなり、打感も硬式に近づき飛距離もアップ?と言うことなのでしょうね。
と言うことは、打球も更に強くなり、壮年世代にはちょっと嬉しくないと言う方も増えそうですね。野球経験者と素人の差が今まで以上に差が開く可能性は出てきそうです。
個人的には大歓迎です。例えば、バッターで外のスライダーを、ややタイミング遅らせてファールを打ったつもりが、打球が変形してなんてことないファーストファールフライに倒れるといったことや、ショートを守っている私にとって、ショートゴロが低く早い弾道できてくれれば楽に取れるという点よ、ボールが硬くなることにより、ボールがグローブの中で暴れてファンブルしづらくなるのでは?と、思わず期待してしまいます。

デザインも斬新のようで・・・

今まで一般用はA球、中学生がB球、小学生がC球と、大きさによって規格を分けていましたが、今回の規格球からは、一般と中学生は統一球でM球、小学生はJ球となるようです。
小学生のJはジュニアのJだなとわかりますが、M球って!何?ですよね。
なんと、M球のMはメジャーのMらしいです。何故Mかというと、軟式ボールを海外に普及させる戦略にあることからが由来のようでした。確かに海外の野球は硬球がメインになりますね。そのうち、草野球も海外遠征をするチームが出てくるかもしれませんね。
ちなみに、デザインが可愛らしく、隠れミッキーのようにハートがちりばめられている女子か!とツッコミたくなるデザインのようです。乞うご期待ですね。

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