メジャーリーグ

チャーリー・シーン主演で野球映画の金字塔ともいえる作品。
34年も優勝から遠ざかっている弱小球団・クリーブランド・インディアンスが舞台。
一癖も二癖もある選手たちが奮起し、リーグ優勝を目指す物語です。
個性豊かな登場人物が織りなすユーモアある物語は笑いもあり、しかし熱い展開もある作品で、非常に見ごたえがあります。
また「メジャーリーグ」シリーズは3部作まで作られていますが、2と3ではとんねるずの石橋貴明も出演した事で話題にもなりました。
テーマソングの「Wild thing」は、ホームチームのクローザーの入場テーマとして、大きく流行り、日本では、『報道ステーション』のメジャーリーグのコーナーの曲で使用したりとメジャーリーグといえばこの曲とも言えるほど、代名詞となっています。
大ヒット作品らしく、試合描写も本格的で、実際のメジャーリーグのチームが舞台という事で、そのリアリティな設定がヒットした理由でもあります。

弱小プロ野球チームの奮起を描いた作品としては、「名門!第三野球部」や「ストッパー毒島」といった日本の野球漫画にも影響されたのが、まさに「メジャーリーグ」なのです。

ひゃくはち

日本の作品で私がおススメするのが、高校野球を舞台にした映画「ひゃくはち」です。
甲子園常連の名門校である京浜高校の補欠部員・雅人とノブが高校最後の夏、ベンチ入りを目指し奮闘する姿を描く青春映画。作者の早見和真氏は、神奈川の名門・桐蔭学園野球部出身だけあって、実体験を基づいたリアリティあるストーリーとなってます。 部員の退部や、寮生活のあるある、喫煙、合コンなど一般的な野球映画では描かれていないリアルが描かれており、 県外内から集まって来た野球留学生に囲まれ実力の差を感じる中主人公たちがどう生きていくのか 送り出してくれた親の応援の中自分の中で葛藤する姿など高校野球を経験した者なら共感できる内容となっています。

ルーズヴェルト・ゲーム

テレビドラマでもこれまで数々の野球実写ドラマを放送されてましたが、私がいちばん良いと思ったのは、2014年にTBSで放送された「ルーズヴェルトゲーム」です。
経営危機に直面している中堅部品メーカー青島製作所が、会社の経営と共に、廃部という危機的状況に瀕している野球部の奮闘を並行して描いた作品です。
大ヒットドラマ「半沢直樹」の作者・池井戸潤の作品で、ドラマの制作スタッフも「半沢直樹」と同じスタッフという事で、そのクオリティ高いドラマ作りとストーリー展開は引き込まれるものがあります。
普段、漫画でも取り上げられない社会人野球にピックアップする着眼点も面白い点です。
そして野球部員の役者も野球経験者を多く採用し、中には元プロ野球選手の役者もいるほどです。野球ドラマ特有の不自然な素人ぽい動きもなく、試合描写も本格的な仕上がりです。
また野球部のエース沖原役の工藤阿須加は、大投手・工藤公康氏の息子であり、野球経験はないものの、そのピッチングフォームは父親譲りの良い投げっぷりで見事に演じていました。

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