リベンジ

リベンジとは、主にスポーツイベントで「雪辱する」の意で使われるカタカナ語である。そこから「再挑戦」の意味でも使われています。
日本では当初、格闘技・プロレス界の用語のものでしたが、日本中に大きく浸透したのが、1999年、当時高卒ルーキーで大活躍していた西武ライオンズの松坂大輔投手でした。
K-1好きでもあった松坂は1999年4月21日の対ロッテ戦では黒木知宏と投げ合い、0-2で敗北し、その後に「リベンジします」と宣言した松坂は4月27日の対ロッテ戦で再び黒木と投げ合い、1-0でプロ初完封を記録し見事にリベンジを果たしました。
松坂が「リベンジ」を使った時期は、まだリベンジの意味を知らない日本人が多かったと思われるが、松坂が用語としての「リベンジ」を広く一般に認識させたことから、1999年の新語・流行語大賞(年間大賞)の受賞者に選ばれました。

ハマの大魔神

1998年横浜ベイスターズ38年ぶりの日本一に導いた立役者・「ハマの大魔神」こと佐々木主浩投手。この年45セーブ、防御率0.64(自責点4)の驚異的成績を残し、この年の新語・流行語大賞を受賞するなど、社会現象となるほどでした。
なお「ハマの大魔神」の名前の由来は、1994年、当時、サンケイスポーツの巨人担当記者が佐々木を(敵チームから見て)「悪魔の守護神」を略した「魔神」と表現し、佐々木の風貌が大映の劇中のキャラクター、「大魔神」に似ていることも相まり、「ハマの大魔神」というあだ名が定着したとされています。

メークドラマ

1996年読売ジャイアンツは7月ごろまで首位広島と最大11.5ゲーム差を突かられていました。しかし11ゲーム差で迎えた7月9日の対広島東洋カープ戦(札幌市円山球場)で、2回二死走者なしから9者連続安打で一挙7点を奪って勝ったのを機に、巨人の快進撃が始まります。
ゲーム差をあれよあれよと縮め、逆転リーグ優勝を果たしました。
この事を当時の長嶋茂雄監督はペナントレースで大逆転劇を演じる「メークドラマ」と呼び、この年の流行語大賞に選ばれました。
なお「メークドラマ」は1996年に初めて使われたのではなく、その前年の1995年に低迷する巨人のナインに奮起を促すため、あるいはマスコミに対して逆転の意志を表すために、長嶋によって使われ始めたのが始まりとされています。

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