4月9日 (日) 阪神競馬場 芝 1,600m 15:40分発走 桜花賞

今週末は牝馬の闘いで熱い!
その年に開催される3歳牝馬三冠GIレース「桜花賞」「優駿牝馬(オークス)」「秋華賞」の第一関門・「桜花賞」が今週日曜日に阪神競馬場にて行われます。
このレースの4着までに入れば「優駿牝馬(オークス)」の優先出走権が与えられるレースでもあります。過去には、ダイワスカーレットやブエナビスタ、ジェンティルドンナといった大成した牝馬の名前が桜花賞を制覇しています。
昨年の同レースでは、ジュエラーとシンハライトの壮絶な直接勝負となり、上がり3ハロン33.0という驚異的スピードを見せたジュエラーに軍配が上がったレースでした。ちなみに上記二頭に加え、1番人気で発走したメジャーエンブレムを加えた同レース1〜3着馬は、怪我のため早々と引退しています。
それはそうと、今年も好メンバーが集結しています。

ミスエルテ
ライジングリーズン
サロニカ
ジューヌエコール
ベルカプリ
リスグラシュー
ショーウェイ
カラクレナイ
ゴールドケープ
レーヌミノル
アロンザモナ
アエロリット
ヴゼットジョリー
ソウルスターリング
アドマイヤミヤビ
ミスパンテール
ディアドラ
カワキタエンカ

以上、18頭が登録されています。
残念なのは、先日のフラワーCで圧勝したファンディーナが出走しないところでしょうか?
同馬は3歳三冠1つ、皐月賞にエントリーしているので、それはそれで楽しみといったところです。

無傷の桜花賞制覇なるか!?ソウルスターリング!

このメンバーからみて1つ頭が抜けているのはソウルスターリングでしょう。
フランケルを父に持つ同馬は、その強い血統をしっかり引き継いでいるようで、2歳新馬、アイビーSを勝った後に、初の重賞レースとなった阪神ジュナベイルFで2歳牝馬の頂点に立ち、今年のチューリップ賞においても、2着のミスパンテールや3着のリスグラシューに2馬身以上もの差をつけての圧勝。ほぼ馬なりで勝っているだけに恐ろしく強い馬というのを見せつけたレースでした。
桜花賞もチューリップ賞と同じ阪神競馬場 芝 右回りの1,600m。適正は問題なく、余程のハプニングがない限り、軸として考えて問題なさそうでしょう。
無傷の桜花賞制覇なるか!?

フランケル産駒はフランケル産駒が止める!

ソウルスターリングの1強となりそうなレース予想ですが、それでも対抗する馬となればアドマイヤミヤビとミスエルテでしょう。
アドマイヤミヤビは同世代牡馬で先日の弥生賞を制したカデナ相手にも約1馬身の差で勝利。東京競馬場2,000mという距離でも上がり3ハロン33秒台を出しているので、先行タイプのソウルスターリングを直線でどこまで追い詰めることができるかが見ものです。
またもう一頭の注目馬は、ソウルスターリングと同じ父・フランケル持つミスエルテ。
ソウルスターリングに比べて気性が荒くテンション面が問題視されていますが、2戦目のように落ち着いて馬場に出ることができればハジける可能性は十分に秘めている馬です。
この2頭がソウルスターリングにどこまで影響を及ぼすかがこのレースの鍵とも言えそうです。

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