試合前の・・・

ラグビーのニュージーランドが試合前にハカと言う儀式があります。
ラグビー人気がでた2015年ラグビーワールドカップでも話題になりました。
そんなハカとはどんな理由でどんな意味があるのか少し説明したいと思います。

マオリ族の儀式

本来はマオリ族の戦士が戦いの前に、手を叩き足を踏み鳴らし自らの力を誇示し、相手を威嚇する舞踊である。

現在では国賓や海外からの渡航者を歓迎する舞として披露されるほか、ラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)が国際試合前に舞う民族舞踊として有名である。英語で「ウォークライ(War Cry(闘いの雄叫び、日本語で「鬨ときの声」)と呼ばれる。

ニュージーランドでは一般的な民族舞踊であり、現在では相手に対し敬意や感謝の意を表する舞として披露されることから、結婚式、葬儀、卒業式、開会式、歓迎式典など、あらゆる場面で目にする機会が多い。死者の御霊を供養し哀悼の意を表す形として葬儀でハカを舞うこともある。

1905年のイギリス遠征の際にオールブラックスが戦いの踊りの要素を取り入れたものを初めて踊り、以後代表チームに受け継がれることとなる。試合前にハカを舞う意味は、オールブラックスはこの対戦を受け入れ、対戦を望んでくれたチームに対し敬意を表する意が込められている。

伝説

マオリの伝説によると太陽神タマ・ヌイ=テ=ラ(英語版)には2人の妻、夏の女神のヒネ=ラウマティと冬の女神のヒネ=タクルアがいた。ヒネ=ラウマティの産んだ息子、タネ=ロレが踊りを作り出したとされている。

歌詞と意味

カマテの歌詞:
リード
カ マテ! カ マテ!
コーラス
カ オラ、カ オラ!
リード
カ マテ! カ マテ!
コーラス
カ オラ、カ オラ!
テネイ テ タナタ プッフル=フル ナア ネ イ ティキ
マイ ファカ=フィティ テ ラ!
ア ウパネ! ア フパネ!
ア ウパネ! カ=ウパネ!
フィティ テ ラ!
ヒ!
カマテの意味:
私は死ぬ! 私は死ぬ!
私は生きる! 私は生きる!
(以上を2回繰り返し)
見よ、この勇気ある者を。
ここにいる毛深い男が再び太陽を輝かせる!
一歩はしごを上へ! さらに一歩上へ!
一歩はしごを上へ! そして最後の一歩!
そして外へ一歩!
太陽の光の中へ!

ワールドカップ2015 決勝 オールブラックス ハカ凄まじき - YouTube

出典:YouTube

最後に

ニュージーランドの他のスポーツでもハカを行っています。
ソフトボール代表や野球の代表も試合前にハカを行っています。
やはり試合前に行う事で気合いや集中力も高まります。
日本も試合前に声かけなどで士気を高めるのと同じような意味がありますね。

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