石狩鍋 (北海道)

石狩鍋は、は、鮭を主材料とし味噌で調味した、北海道の郷土料理鍋です。鮭の身や骨などのアラと豆腐、タマネギ・キャベツ・ダイコン・シイタケ・ニンジン・長ネギなどの野菜を、昆布で出汁を取った味噌仕立ての汁で煮込むものとされています。また、汁へ酒粕を加えたり、バターや牛乳などを隠し味に使う場合もあります。
最後に山椒の実か粉をふりかけて食べるのがまた旨みとなります。
元祖は、北海道石狩市の石狩川河口近くにある1880年(明治13年)創業の割烹「金大亭」と言われいます。
明治時代に地元の漁師が賄い料理として味噌汁の中に鮭のぶつ切りやアラ、野菜などを入れて食べていたものが、「金大亭」の手によって世に出されたとされています。

きりたんぽ鍋(秋田県)

つぶした粳米のご飯を竹輪のように杉の棒に巻き付けて焼き、棒から外して食べやすく切った秋田県の郷土料理の「きりたんぽ」を、鶏(比内地鶏)のガラでとった出汁をベースに濃口醤油、日本酒と砂糖(または味醂)で醤油味のスープで煮込んだ鍋です。
ゴボウ、マイタケ(金茸、銀茸)、比内地鶏など煮えにくい素材から順に入れ、中火で煮立てます。その後きりたんぽとネギを入れ、味が染みる直前でセリを投入する。セリに火が通ったら完成。
近年では、秋田県のみならず全国的にも食べられるようになったメジャーになりつつある鍋です。

あんこう鍋(茨城県)

アンコウ目・アンコウ科に属する高級魚「キアンコウ(ホンアンコウ)」を主な具材とする鍋料理で西のふぐ鍋、東のあんこう鍋」と言われ冬の代表的な鍋料理として東日本において広く食べられていますが、特に茨城県の鍋料理として、多くの店で提供されています。
旬は11月から2月にかけて。水温が低くなることで身が締まり、春先の産卵に向けて肝臓が肥大化することで味が良くなります。特に1 - 2月頃が最も美味しい時期と言われています。
アンコウ鍋は味もさる事ながら、栄養成分も豊富で、皮やヒレにはコラーゲンが多く含まれていて、ビタミンCの多い野菜と食べる鍋は食品と一緒に食べると肌をきれいにするといわれています。

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