通算53勝

強い!強すぎる!
スキージャンプの高梨沙羅選手は平昌で行われた来年の冬季五輪のテスト大会を兼ねたワールドカップ(W杯)個人第18戦で男女を通じ、グレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)の持つ歴代最多の通算53勝に並んだ。出場は89試合で、勝率は約6割。6シーズンでの達成となった。
1年後に五輪が開催される舞台で好飛躍を見せ、本番に向けて弾みをつけた。

高梨沙羅の強さ

1メートル52の小さな体で爆発的な飛距離を飛ぶ高梨沙羅。その土台は日々のトレーニングにある。ベンチプレス、スクワット、デッドリフトや体幹といったオーソドックスなものから、姿勢改善や柔軟性維持、疲労回復のためのエクササイズや呼吸法まで、そのメニューは多岐にわたるそしてフィジカル面が安定したことで、ミスがあっても技術面に集中して解決策を見つけやすくなった。

トレーニングのメニューは「全部合わせると100種類ぐらいある」という。その目的はパワーアップではなく、スピードや動作精度の改善。「重いものを上げるとスピードが落ちる。それよりもスピードの質や動きのブレがなくなっていくようにしている」と負荷は据え置き、精度を追求してきた。今季はトレーニング中に「骨盤がゆがんでいる」「膝がブレた」と注意する機会も減った。「試合の3日前はこれ、2日前はこれ、といったようにこの数年間はパターンが決まっている」と確立したルーティンが“ブレない強さ”にもつながっている。

レジェンドも健在

高梨沙羅と同じく平昌で行われていた冬季オリンピックのテスト大会にレジェンド「葛西紀明」も健在である。
表彰台には届きませんでしたが、ソチオリンピック銀メダリストは1年後の平昌オリンピックに向けて標準を合わせているはずです。

葛西紀明
16歳時の1988年より日本代表として国際大会に出場し、1992年のアルベールビルオリンピックに19歳で初出場。以来、リレハンメル、長野、ソルトレイクシティ、トリノ、バンクーバー、ソチと史上最多計7回の冬季オリンピックに出場。
ワールドカップでも通算16勝を挙げており、ジャンプの本場ヨーロッパで「レジェンド(伝説)」と呼ばれている。

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岩永美月

ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!

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