博多うどん

博多グルメといえば、豚骨ラーメン、もつ鍋を想像する方が多いかと思いますが、実は博多はうどんも盛んな事をご存知でしたでしょうか?

その歴史は古く、中国が宗の時代から伝わったとされており、日本のうどん発祥の地とも言われています。



博多うどんの大きな特徴はふわふわしたコシの弱い麺です。腰の弱い理由としては、九州のうどん粉が他のものと比べてタンパク質が少なく、コシが出づらいためだそうです。

つゆは透明で、煮干、サバ節、鰹節、アゴ(トビウオ)、昆布などを使ってだしをとり、薄口しょうゆを入れて仕上げています。

主な具にはゴボウ天や丸天(すり身をあげたねりものの一種)、肉(九州の醤油を使った甘辛い味付けとなっている)を使用しが、薬味に柚子胡椒を使う店舗が多いです。

また博多うどんのお供には白おにぎりや稲荷寿司を提供し、「かしわごはん」(鶏肉、ゴボウ、ニンジンなどが入った炊き込みご飯)やそれを握った「かしわおにぎり」がよく食べられています。

吉田うどん

山梨県富士吉田市及び山梨県郡内地方を中心に食べられています。



最大の特徴は硬くて非常にコシが強い麺で、その硬さは日本一のご当地うどんとも称されています。

汁は煮干出汁、椎茸の出汁がよく用いられる。醤油、味噌、醤油と味噌の合わせ味と家・店によって違います。外観上も澄まし汁と味噌汁の中間といった感じです。

具として細切りや輪切りのニンジンやシイタケが多いです。

合わせ味は、醤油、味噌ともに大豆から作られることから「いとこ汁」と呼ばれています。最近は県外者の客の好みに合わせて削り節や昆布の味もあります。

5万人規模の富士吉田市には60軒以上のうどん店があり、およそ1000人に1軒の高い比率で、価格は一杯250円~500円と讃岐うどん並みに安く、地元住民から親しまれています。

民家の一軒家で提供するお店を多く存在するもの特徴で、隠れ家的な名店も存在します。営業時間が午後2時頃までであったり、日曜日は休みとなるお店が多いのでうどん巡りをする際は注意が必要です。

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