再び騒がれている男女平等

東京オリンピックのゴルフ会場として、埼玉県川越市にある「霞ヶ関カンツリー倶楽部」が候補としてあがっているが、その霞ヶ関カンツリー倶楽部の規則内容の1つとして「男性会員に限る」とあり、女性を会員として認めないという問題で、男女平等を唱えている昨今で、「女性を正会員として認めないのは今の時代にそぐわない」という意見も出ているようです。
1988年ソウルオリンピック100m背泳ぎ金メダリストでバサロの存在を世に広めたスポーツ庁の鈴木大地長官は、「オリンピック憲章で男女の平等をうたっているので、オリンピックなどが開催される会場では、男女平等の規則を持ったクラブが望ましいのではないかと思っている」という考えを明らかにしているようです。
また、霞ヶ関カンツリー倶楽部のある埼玉県の上田知事は「女性の正会員を認めたら、国際的にもより立派なゴルフ場だと判断されるのであれば、正々堂々と認めるべきではないか」という考えを示しましているようです。
一方、男女差別に詳しい専門家の意見の中には、「今回の指摘は、時代の流れという意味がすごく大きいと思う。いくらプライベートであっても、そういう差別は全部撤廃しなければいけないという流れにきていることは確かだ。しかし外部ではなく、当事者のメンバーがどうするか判断すべき問題だ」という意見も出ているようです。

世界の名門ゴルフクラブの女性会員制は!?

海外の名門ゴルフクラブでは、女性の会員を認める動きが広がっているのが事実で、例えば、男子ゴルフの海外のメジャー大会のひとつ、マスターズ・トーナメントが開かれるアメリカのジョージア州にあるオーガスタ・ナショナルゴルフクラブは2012年8月に、アメリカの元国務長官コンドリーザ・ライス氏ら2人を初めての女性会員に迎え入れて、女性の会員を1人も認めなかった80年の歴史に終止符を打っています。
イギリスでも、スコットランドのゴルフの聖地、セント・アンドリュースを拠点とするゴルフクラブが2014年、女性会員の加入を認めるか投票を行い、85%が女性の入会を認め、ゴルフ場開設以来、実に260年の歴史に終止符を打っています。

本当の男女平等は可能なの!?

男女平等と唱っていますが、どこを線引きとして男女平等なのでしょうか?
「女は男の三歩後ろをついて歩くもの」──こんな感覚が、「男尊女卑」といわれかねない時代遅れであることは十分承知している。女性の社会進出は大事だし、男女平等の権利が認められる社会が理想であることも、もちろん分かっている。しかし、近頃はなんだかおかしな逆転現象が起こっている。会社、家庭、飲食店──どこもかしこも「女性優位」。日本の「女尊男卑」社会はちょっと行きすぎではないだろうか?
こう訴えているのは、テレビでも活躍をみせる経済学者の森永卓郎氏です。
「シンクタンクの調査によると“女子会”の経済効果は3兆7000億円。明らかに効果があるんです。女性は人に共感を求めるので『このお店はお得よ』と口コミで評判を広げてくれる。一方、男性はいくら満足度が高いサービスでも他人に宣伝しない。だから『男性限定サービス』は少なく、失敗例も多いようです」とのこと。
男性限定で催しをしても女性はついてこない方が比率として多く、女性限定とすれば男性もついてきて、その男性の分、もしくはその子の分のお金も落としていき経済効果として効率が良いということにも直結しているのでしょう。

まとめ

ハッキリ言って、意見を出してもキリがない問題で、人間が滅びるまで解決不可能な問題のような気がします。各々の意見を聞いたとして、変に偏りがなければ全てが納得できる説明があるはずなのかなと感じます。電車でも、ガラガラとまでは言えないが、新聞を広げて読めそうなスペースを確保出来そうな女性専用車両があるにも関わらず、その横のギュウギュウ詰状態の車両に乗り込む女性に対してブーブー言う男性も非常に多いともよく聞きます。これも細かく言うのであれば男女平等とは言えない内容になるわけですし、結局 どこが線引きなのかなと??と。

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Hiroyuki.K

神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。

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