注目の企業・未来工業

年間休日140日に加え、有給休暇40日と休みの多く、それなのに社員は高収入を得られる。
岐阜県にある未来工業は、電気設備資材、給排水設備、ガス設備資材の製造販売を行い設立以来50年以上黒字経営を続けており業績も好調。
「日本一社員が幸せな会社」と呼ばれています。
休みが多くても業績が良い理由。それはゆとりがあるからこそモチベーションが向上し、業務効率向上に繋がると考えているからです。
更に、休むこと以外にもユニークは制度が未来工業が日本一幸せの企業である所以なのです。

ホウレンソウ禁止

未来工業は社会人の基本ともいわれている「報告、連絡、相談(ホウレンソウ)」を禁止しています。
「常に考える」のがモットーの未来工業。ホウレンソウ禁止もこの理念に基づいて、1人ひとりが自ら考える自発性を重視しています。
ホウレンソウ禁止からは、さまざまな成果が上がり、全国30の営業所設置に加え、家電制御機器製造、水道関連事業、インターネット事業などの新規事業が、社員の発想から生まれていったそうです。

残業は原則的に禁止

就業時間は、午前8時30分から午後4時45分まで。
“禁止”が前提となれば、各職場で残業をしないための策を考えるので、残業をゼロにするために作業工程数を見直し、作業の効率化につながっています。「本社は戦略を立てるだけ。戦術はそれぞれの職場で考えてもらう」のが未来工業のスタンスです。

アイディアを出せば500円

未来工業には、業務を改善するアイデアなどを1件提案するごとに、500円を支給する社内制度があります。
社員には課題も解決する能力も必要と、参加賞の意味合いで500円を贈るそうで、会社の製品に関することでも、社員食堂のメニューに関することでもアイデアはなんでも良く、アイデアが採用されれば最高で3万円、年間200件以上提案すると15万円がもらえる。現金で支給されるため、おこづかい代わりに応募する人も多く、会社全体で年間1万件前後の提案があるそうです。

70ものクラブ活動

社員の趣味を奨励する未来工業には約70もの部活があります。ゴルフクラブ、釣りクラブ、サイクリングクラブなど種類もさまざま。数人だけのクラブもあるが、活動費として1クラブにつき毎月1万円ずつ支給されています。
好きな“部活”が午後5時から始まるとなれば、「早く仕事を終わらせなければ」というインセンティブになるのも狙いです。

社員が企画する社員旅行

未来工業が5年に1度、会社が1億円以上を出費して全員で海外旅行に行きます。その海外旅行の企画を立てるのも全て社員たち。
行きたいプランを自由に考え、ある年は、当日まで行き先がわからないミステリープランも実施したとか。
また社員旅行の企画内容も凄い!
旅行で撮った写真のコンテストを行い、賞を取った人は、会社設立権や休日実質1年分の権利といった驚きの特典までできるのです。

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