JRA重賞レースG1 フェブラリーステークス。
そう、今年もG1初戦はフェブラリーステークスからスタートです。
ここから一気に競馬ファンのボルテージは上がる感じですね。
出走回避の馬が多発しているため、少し寂しくなりそうな今年のフェブラリーステークス。
今回、着内濃厚な馬をご紹介させていただきます。

モーニン

アウォーディーはドバイワールドカップを目標にしている為、今回のフェブラリーステークスは回避濃厚、サウンドトゥルーも川崎記念に照準を合わせる為、今回のフェブラリーステークスは回避濃厚、アポロケンタッキーは、そもそも距離が短すぎて適性ではないのでフェブラリーステークスはハナから出走意思はなしとなる予想の今回のフェブラリーステークス。こうなると一気に人気浮上してくるのが昨年フェブラリーステークスのレコードタイムを記録した(1:34.0)覇者・モーニンでしょう。騎手は、M.デムーロか戸崎圭太のどちらかとなると思われ、M.デムーロ騎手はゴールドドリームに騎乗すると予想される為、戸崎圭太が濃厚でしょう。戸崎圭太といえば、3年連続JRA最多勝を受賞している凄腕騎手。昨年のフェブラリーステークス以降、4戦出走して着内は1回のみと少し調子が上がりきっていない感じは否めませんが、得意としている東京競馬場という事と、昨年の経験値を活かして連覇なるかといったところですね。期待しましょう。

ノンコノユメ

昨年の東京大賞典競争は先行して4着と、先行するレースよりも少し後ろ目から差すイメージが強い印象の馬で、3・4コーナーで中盤より少し手前にいれば、一気に着内に浮上できる馬でしょう。勝ったレースの成績を見る限り4コーナー通過順位が5-14位の時が好成績を残しています。過去のレースを見ても大崩れせずに着内圏内のため、絡めていきたい一頭です。今回も騎乗するのは、昨年の有馬記念でサトノダイヤモンドを1着に導いたC.ルメールが予想出来ます。C.ルメールは昨年、惜しくもリーディングで戸崎圭太に1勝及ばず、184勝の2位となった凄腕騎手。得意とする東京競馬場とマイルという事もあり、適性は申し分なしです。最期の長い直線もあるため瞬発力・持久力共に備わっていないと辛いコース。モーニンをピッタリくっつき牽制しながらスパート勝負となると、非常に見応えがありそうなレースとなるでしょう。

コパノリッキー

前走は東京大賞典競争で5着で昨年のフェブラリーステークスは7着。先行逃げ切りを得意とする脚質で、昨年のフェブラリーステークスでは出遅れた感もあり、順位を上げられずそのままゴールした感じです。ヨーイドンで先頭に立てれば一気に浮上する印象です。しかし前走の東京大賞典競争ではスタートから4コーナーまでは先頭を走り、如何にもコパノリッキーらしいレース展開で期待はしていたのですが、最後の直線で力尽きた感は否めず差されてしまったレースとなりました。コパノリッキーにとって2000メートルは長く適性からいうと厳しい距離ともいえます。それに比べてフェブラリーステークスはマイルという事もあり、1番適した距離ともいえるので、今回も先頭を軽快に気持ちよく走れるようなら後続を蹴散らす粘りを見せてくれるかもしれません。騎手は先行逃げ切り馬を得意とする武豊となれば人気も上位3位以内に位置するかもしれません。

欲を言えば・・・

最優秀ダートホース 〜サウンドトゥルー〜

今回のフェブラリーステークスは回避濃厚で、2月1日の川崎記念出走予定となっているサウンドトゥルー。
G1レースは9戦2勝だが、内8レースの成績が3着内と、3連単・3連複に絡んでいます。
2016年度JRA賞では、最優秀ダートホース賞に選ばれたほどの実力馬です。
昨年のチャンピオンズC(G1)では、4コーナー通過時点で13着でしたが、そこから一気にまくって強敵・アウォーディーにクビ差で競り勝ったレース内容は非常に印象的で熱くなった瞬間でした。差し馬、追い込み馬だけあってタイミングを間違えれば差し切れずに終わる可能性が少しリスキーではあります。そして気になるのは年齢で、今シーズンは7歳馬ということ。昨年の東京大賞典競争(G1)では2着の走りを見せているだけに期待は十分に持てますが・・・。是非、出走してほしい一頭です。

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