サップヨガのサップとは

サップとはSUPのことで、Stand Up Puddleの略です。1960年代にワイキキで大きなサーフボードの上に乗り、パドルを使って漕ぐ乗り方が生まれました。サーフボードより大きめのボードで浮力があり、パドルを使って長距離を移動することもできます。波や風が無いフラットな水面でも楽しめる、今注目のマリンアクティビティの一つです。

サップヨガについて

サップヨガはスタンドアップパドルの上で行うヨガのことで、アメリカのハワイや西海岸を中心に愛好者が広まっている新しいヨガです。日本国内でも2014年に日本サップヨガ協会が設立され、いろいろな広がりを見せています。

普通のヨガとの違い

サップヨガと普通のヨガは取るポーズは基本的に同じですが、大きな違いはサップヨガの場合水の上でポーズを取ることです。ボードの上ですので、ゆらゆら揺れる波の上でバランスを取ることになりフィットネスにも効果が高いと言われています。

サップヨガの魅力

①インナーマッスルを鍛える
ボードの上に立つだけで内転筋、大臀筋など下半身の筋肉がギュッと引き締められます。見ているだけだと楽そうに見えますが、バランスを取るだけでも以外と難しいのです。普段使っていない細かい筋肉の隅々まで鍛える事ができます。

②バランス感覚を養える
自分の足裏や骨盤、手足の指先まで全身を使ってバランスを取ります。そうっと、そうっと、ゆらゆら揺れる波の上で一番良い位置を探ります。良い位置を確認出来たらそのままポーズをキープ。自然にバランス感覚が養われます。

③自然と一体になれる
サップヨガの醍醐味は何と言っても自然と一体になれることです。呼吸を止めずに静かに吸って、吐いて…。風が吹いても波が来てもあわてず、騒がず。自然の動き、リズムに合わせて自分の体もボードの上でバランスを取っていきます。しなやかにゆるやかに自然を受け入れ、入らないものは手放していく。自然と一体になることで自分の心も体もゆっくりと変わっていきます。

④リラックス効果が高い
普通の地面の上と違って水上で行うので解放感があります。波の上に浮かんで揺られているだけで気持ちがいい。景色と一体になりながら行うヨガは日常生活を忘れさせてくれます。ゆらゆら揺れる水の上で自然の織りなすリズムに身をゆだねればリラックスして気持ちが穏やかになります。1日波の上で過ごせば心のデトックスになります。

⑤五感が研ぎ澄まされる
水上に出れば陸上とはまた違う感覚でヨガを行います。水の中に落ちないようにバランスを取るだけでも普段は使わない神経や筋肉を総動員します。また自然の中で風や光、波などと戯れるので五感も鋭敏になります。サップヨガは五感をフルに使って行うヨガなのです。

⑥体の歪みが取れる
波に揺られることによって無意識の体の緊張や強い凝りがほぐれます。体が硬い人、歪みが気になる人にもおすすめです。SUPをリハビリに使う人もいます。波の揺れと大自然の解放感がリハビリ効果をより促進させます。

関連するまとめ

朝トレをしよう

朝からトレーニングを行うと、多くの効果やメリットが得られると思うので、早朝の筋トレを行おうか迷っている人の後…

ペタンクというスポーツ

パラスポーツのポッチャの元になったスポーツ

体幹トレーニングをしよう

体幹トレーニングで引き締まった体をゲットしよう!

関連するキーワード